Sun フレームバッファー使用の手引き

複数のモニターを設定する

Sun Ultra システム

複数のフレームバッファを使うには、 /usr/dt/config にある Xservers ファイルを修正する必要があります。

  1. スーパーユーザーとして /usr/dt/config/Xservers ファイルを開きます。


    # cd /usr/dt/config
    # vi Xservers

  2. 使用するフレームバッファのデバイスロケーションをファイルに追加します。

以下の例では、Creator カード 1 個と Expert3D カード 2 個を使用する場合の Xservers の設定を示します。


:0 Local local_uid@console root /usr/openwin/bin/Xsun :0 -dev /dev/fbs/ffb0 

-dev /dev/fbs/ifb1 -dev /dev/fbs/ifb0 -nobanner

Sun SPARCstation Sbus システム

システムは起動時に、SBus デバイスを検索する順序を決定する sbus-probe-list を探します。SPARCstation 10 および SPARCstation 20 では、SBus アドレス f は、CPU のために予約され、sbus-probe-list の最初のアドレスである必要があります。

システム情報および sbus-probe-list を参照するには、以下のように入力します。


% eeprom
        .
        .
        .
sbus-probe-list=0123
        .
        .

アドレス指定の数字は、0、1、2、3 です。SPARCstation システムでは、0 は CPU のために予約され、SPARCstation 10 および SPARCstation 20 システム以外では、 sbus-probe-list の最初のアドレスである必要があります。

SPARCstation 10 および SPARCstation 20 システムの場合には、以下のようにシステム情報と sbus-probe-list (f で始まる) が表示されます。


% eeprom
        .
        .
        .
sbus-probe-list=f0123
        .
        .