boot_device device eeprom |
boot_device は、JumpStart がルート (/) ファイルシステムをインストールするデバイスを (つまり、システムのブートデバイスを) 指定します。
boot_device キーワードをプロファイルに指定しない場合、インストール中にデフォルトで次の boot_device キーワードが指定されます。
boot_device any update
device - ブートデバイスにするデバイスを選択します。
SPARC: cwtxdysz または cxdysz - JumpStart がルートファイルシステムを格納するディスクスライス。たとえば、c0t0d0s0。
IA: cwtxdy または cxdy - JumpStart がルートファイルシステムを格納するディスク。たとえば、c0t0d0。
existing - JumpStart は、システムの既存のブートデバイスにルート (/) ファイルシステムを格納します。
any - ルートファイルシステムを格納する場所は、JumpStart が選択します。システムの既存のブートデバイスを使用する場合もありますが、必要であれば、異なるブートデバイスを選択する場合もあります。
eeprom - システムの EEPROM を変更または保存する場合に選択します。
システムの EEPROM を、指定したブートデバイスに変更または保存する場合に選択します。
preserve 値を指定しなければなりません。
update - JumpStart は、インストールされるシステムが自動的に指定したブートデバイスからブートするように、システムの EEPROM をそのブートデバイスに変更します。
preserve - システムの EEPROM 中のブートデバイス値は変更されません。システムの EEPROM を変更しないで新しいブートデバイスを指定した場合は、システムが新しいブートデバイスから自動的にブートするように、システムの EEPROM を手作業で変更しなければなりません。
SPARC システムでは、システムの現在のブートデバイスを変更する場合、eeprom の値でもシステムの EEPROM を変更できます。これにより、システムは新しいブートデバイスから自動的にブートできます。
例:
boot_device c0t0d0s2 update
boot_device は、ルートファイルシステムを指定する filesys キーワードと (指定した場合は) root_device キーワードに一致しなければなりません。