Solaris 8 のインストール (上級編)

pfinstall の構文

次に、プロファイルのテストに使用する pfinstall コマンドの構文を示します。


# /usr/sbin/install.d/pfinstall disk_configuration [[-c path]] profile

表 6-7 pfinstall コマンド引数の説明

引数 

説明 

disk_configuration

-D または -d disk_config_file オプションを表します。これは、pfinstall に対して、現在のシステムのディスク構成を使用してプロファイルをテストするか (-D)、またはディスク構成ファイル disk_config_file を使用してプロファイルをテストするかを指示するものです。

disk_configpfinstall の実行されているディレクトリにない場合は、パスを指定する必要があります。

アップグレードプロファイル (install_type upgrade) で -d disk_config_file オプションを使用することはできません。常に、システムのディスク構成に対してアップグレードプロファイルをテストする必要があります (つまり、-D オプションを使用する必要があります)。

-c path

Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC) または Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD (Intel) イメージへのパスです。このオプションは、たとえば、システムでボリュームマネージャを使用して Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC または Intel) を各自のプラットフォームにマウントする場合に使用します。 


注 -

このオプションは、各自のプラットフォーム用の Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC または Intel) イメージから起動した場合には不要です。これは、この CD イメージが、起動プロセスの一部として /cdrom にマウントされているためです。


profile

テストするプロファイル名。profilepfinstall が実行されているディレクトリにない場合は、パスを指定する必要があります。