Sun フレームバッファー使用の手引き

ポーリングの順序

ポーリングの順序は、OpenBootTM PROM の sbus-probe-list パラメタによって決定します。SPARCstation 10 および SPARCstation 20 の場合は、f で始まる必要があります。このパラメタは、スロット 0 から 3 の順序でポーリングするように設定されています。スロット 1、2、3 の順序は変更することができますが、必ずスロット 0 から始まる必要があります。

たとえば、SPARCclassicTM、SPARCstation IPX、 SPARCstation LX の構成では、SBus スロットにフレームバッファーカードを実装すると、システムはシステムボード上のフレームバッファーよりも先に SBus スロットのフレームバッファーを探します。SBus スロットにフレームバッファーを認識すると、システムはそのスロットでビデオ接続を確立し、それ以上は探しません。システムがシステムボード上のフレームバッファーを最初に探すようにする場合は、ポーリングの順序を 0、3、1、2 に変更します。


注 -

SPARCstation IPX、SPARCstation LX システムの sbus-probe-list を変更し、コンソールデバイスとして 3 を選択する場合には、モニターをシステムボード上のフレームバッファーに接続してください。システムは、ポーリングの順序に関わらず、他のモニターを認識しません。