SunVTS 4.1 テストリファレンスマニュアル

spiftest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/spiftest 標準引数 -o dev=デバイス名, M=テストモード,Ptr=enable/disable,B=ボーレート,Size=文字サイズ, S=ストップビット数, Parity=パリティー,F=フロー制御,Data=テストパターン, sp=シリアルポート

表 44-4 spiftest のコマンド行構文

引数 

説明 

dev=デバイス名

テストする SBus カードスロット (0 〜 63) のシリアルポートを指定します。デフォルト値はないため、ボードのデバイス名 (stc0-stc7) またはポートのデバイス名 (term/0term/63) を入力する必要があります。

  • stc0 = 1 枚目のカードの 8 つのシリアルポート

  • stc1 = 2 枚目のカードの 8 つのシリアルポート

  • stc2 = 3 枚目のカードの 8 つのシリアルポート

  • stc3 = 4 枚目のカードの 8 つのシリアルポート

  • stc4 = 5 枚目のカードの 8 つのシリアルポート

  • stc5 = 6 枚目のカードの 8 つのシリアルポート

  • stc6 = 7 枚目のカードの 8 つのシリアルポート

  • stc7 = 8 枚目のカードの 8 つのシリアルポート

または、 

/dev/term/mm

mm は 0 〜 63 (SBus カードスロットの任意のシリアルポート)

M=テストモード

Internal、96_pin_Loopback、25_pin_loopback、Echo_TTY のテストモードのうちの 1 つを指定します。

Ptr=プリンタテスト

プリンタサブテストを有効または無効にします。 

B=ボーレート

ボーレートを、110、300、600、1200、2400、4800、9600、19200、38400 のうちの 1 つに設定します。デフォルトは 9600 です。38400 のボーレートを使用するには、Internal Test を無効にする必要があります。また、38400 で複数のポートを一度にテストすることはできません。

Stop=ストップビット数

ストップビット数として 1 または 2 を指定します。デフォルトは 1 です。 

Size=文字サイズ

文字サイズとして 5 から 8 の範囲の数字を指定します。デフォルトは 8 です。 

P=パリティー

パリティーとして none、odd、even を指定します。デフォルトは none です。 

F=フロー制御

フロー制御方式として xonoffrtsctsboth を指定します。

Data=テストパターン

テストパターンとして 0x55555555、0xAAAAAAAA、 random を指定します。 

sp=シリアルポート

端末とシリアルポート番号を指定します (例: term/3)。


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。