SunVTS 4.2 テストリファレンスマニュアル

sutest のオプション

ダイアログボックスを表示するには、システムマップにあるテスト名を右クリックし、Test Parameter Options を選択します。システムマップにこのテスト名が表示されない場合は、用意されたグループを展開する必要があります。展開しても表示されない場合は、このテストに合ったデバイスがシステムに含まれていない可能性があります。詳細は、『SunVTS 4.2 ユーザーマニュアル』を参照してください。

図 55-1 sutest のテストパラメタオプションダイアログボックス

Graphic

表 55-1 sutest のオプション

オプション 

説明 

Test Type 

テストの実行方法として以下のいずれかを選択します。 

o a= ポート a でテストを実行

o b= ポート b でテストを実行

o a_b= ポート a、b の順でテストを実行

o a_b_concurrent= ポート a と b で同時にテストを実行

Loopback Type 

ループバックテスト方法として以下のいずれかを選択します。 

o Plug_a_to_a_b_to_b ―外部ループバックプラグを使用します (a、b、a_b、a_b_concurrent テストタイプで有効)。

o null_modem_a_to_b ―外部ループバックケーブルを使用します (a_to_b、a_to_b_concurrent テストタイプで有効)。

Data Type 

転送するデータパターンとして以下のいずれかを選択します。 

o Random

o Sequential

o Alphanumeric

o 0x00-0xff

Async Baud Rate 

非同期モードテスト時のボーレートを選択します。有効な値は、50、110、300、600、1200、4800、9600、19200、38400、57600、115200、ALL で、デフォルトは 9600 です。一部のプラットフォームでは、38400 または 76800 までのボーレートしかサポートされていません。サポートされているよりも速いボーレートを試みると、エラーが返されます。153600 を超えるボーレートを使用するには、シリアル回線ドライバを RS-232 モードではなく、RS-423 モードに設定する必要があります。通常、この RS-423 と RS-232 モードの選択は、マザーボード上のジャンパを使用して行います。詳細は、使用するハードウェアのインストールマニュアルを参照してください。 

User Defined Baud Rate 

新しいボーレートを指定できます。Async Baud Rate メニューから User Defined オプションを選択して、User Definde Baud Rate フィールドに新しい値を入力します。 

Async Data Size 

非同期モードで転送する総バイト数を指定します。有効な値は、1 から 100 の範囲です。 

Async Flow Control 

非同期モードテストで使用するフロー制御方式として、Hardware (RTS/CTS)、Software (XON/XOFF)、None のいずれかを選択します。デフォルトは、ループバックのタイプの指定によって異なります。a、b、a_b_concurrent テストタイプで、Software フロー制御を使用することはできません。