SunVTS 4.2 テストリファレンスマニュアル

tapetest のテストモード

tapetest は、3 つのテストモードをすべてサポートしています。テープデバイスに対しては、選択されたモードに従って、異なるテスト方法が使用されます。

表 57-2 tapetest のテストモード

テストモード 

サポート 

説明 

接続テスト 

○ 

ドライブを開くことができるかどうか、また、ドライブの種類を判定することができるかどうかを調べます。両方の検査に成功するか、ドライブがビジーの場合は、テストは成功です。ビジー以外の何らかの理由でドライブを開くことができない場合は、テストは失敗になります。 

機能テスト 

(オフライン) 

○ 

デバイスの状態を調べてテープを巻き戻し、データを消去してテープの巻き具合いを均等にします。デバイスがカートリッジテープの場合は、nblk または eot (デフォルト) にパターンを書き込んでテープを巻き戻し、読み取りを行ってパターンの比較を行います。

機能テスト 

(オンライン) 

○ 

デバイスを開いて、そのデバイスから数ブロックを読み取ります。読み取りに成功すれば、テストは成功です。デバイスがビジー、またはドライブにテープカートリッジが存在しなかった場合は、テストは実行できず失敗となります。