Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

ip_icmp_return_data_bytesip6_icmp_return_data_bytes

説明

IPv4 や IPv6 は、ICMPv4 や ICMPv6 のエラーメッセージを送信するときに、エラーメッセージの原因になったパケットの IP ヘッダーを含めます。このパラメータでは、パケットのうち IPv4 や IPv6 のヘッダーを除いてあと何バイトを ICMPv4 や ICMPv6 のエラーメッセージに含めるかを制御します。

デフォルト

64 バイト

範囲

8 から 65,536 バイト

動的か

はい

どのような場合に変更するか

この値は変更しないでください。ただし、ICMP エラーメッセージに含む情報を増やすと、ネットワークの問題を診断する上で役立つことがあるため、この機能が必要な場合はこの値を増やします。

コミットレベル

変更の可能性あり