Solaris 8 のシステム管理 (追補)

SPARC: USB プリンタのサポート

Solaris 8 10/00 リリースから、Solaris の印刷マネージャを使用して USB ポート付きの SPARC システムに接続されている USB プリンタを設定できるようになりました。

USB プリンタ用の新しい論理デバイス名は次のとおりです。


/dev/printers/[1-9]*

したがって、USB プリンタをプリンタサーバーに追加するときは、「新しいローカルプリンタを設定」画面の「プリンタポート」で、上記デバイスの 1 つを USB プリンタ用に選択します。Solaris 印刷マネージャを使用してプリンタを設定する方法についての詳細は、『Solaris のシステム管理 (第 2 巻)』を参照してください。

新しい Solaris USB プリンタドライバは USB プリンタクラス準拠のプリンタをすべてサポートしますが、推奨される PostScriptTM プリンタについては、usbprn(7D) のマニュアルページを参照してください。

usbprn ドライバは PostScript 以外のプリンタ (つまり、GhostScript などの Sun 社製以外の PostScript 変換パッケージを使用するプリンタ) にも準拠しています。変換パッケージは Solaris 8 Software Companion CD から入手できます。Solaris 8 Software Companion CD の入手方法については、http://www.sun.com/software/solaris/binaries/package.html を参照してください。

USB プリンタのホットプラグに関する情報と注意については、usbprn(7D) のマニュアルページの「NOTES」と「DIAGNOSTICS」の節を参照してください。