Solaris 8 のインストール (追補)

第 1 章 新規機能の概要

この章では、Solaris 8 Update リリースで更新された新規機能について説明します。

表 1-1 Solaris 8 の新規機能

説明 

更新リリース 

インストール 

フラッシュ (Flash) インストール機能を利用することにより、1 台のマシン上の Solaris オペレーティング環境のアーカイブを作成し、このアーカイブを多数のマシンに複製できるようになりました。 

4/01 

インストール時に、システム識別ユーティリティがデフォルトルーターの決定を自動的に試みるようになりました。 

4/01 

システム識別ユーティリティの更新により、システム識別中に、システムを LDAP クライアントとして構成することができます。Solaris の以前のリリースでは、システムを NIS、NIS+、または DNS クライアントとしてのみ構成可能でした。 

1/01 

Solaris Web Start 3.0 のインストール方法が更新され、ソフトウェアパッケージを追加または削除することによって、選択した Solaris ソフトウェアグループを変更できるようになりました。 

1/01 

アップグレード 

Solaris 8 INSTALLATION CD に含まれる Solaris Web Start 3.0 のインストール方法を使用してアップグレードする際にパッチアナライザを利用できます。パッチアナライザは Solaris 8 リリースを Solaris 8 Update リリースにアップグレードする場合にシステムを解析し、削除またはダウングレードされるパッチを調べます。 

6/00 

ソフトウェアの管理とアンインストール 

Solaris Product Registry ツールの新しいバージョンがリリースされました。Solaris Product Registry 3.0 には、次の新しい機能が含まれています。 

  • 個々のシステムパッケージをアンインストールできる

  • インストールローカライズバージョンの Solaris システムソフトウェアが、「System Software Localizations」フォルダに表示される

  • Solaris Web Start Wizards 3.0 API を使用してインストールしたアプリケーションが表示される

1/01 

アーリーアクセス 

このリリースでは、アーリーアクセス (EA) ディレクトリにアーリーアクセスソフトウェアが含まれています。詳細は、Solaris 8 SOFTWARE 2 of 2 CD に含まれる各アーリーアクセスソフトウェアの README を参照してください。