Solaris 8 のソフトウェア開発 (追補)

Java サウンド

Java Sound API では、Java プログラムでオーディオと Musical Instrument Digital Interface (MIDI) データの取り込み、処理、再生ができます。これらの新しい機能を使用すると、開発者は次のような新しいタイプのアプリケーションが作成できます。

Java Sound API は効率的なサウンドエンジンによってサポートされており、プラットフォームでの高品質なオーディオミキシングや MIDI 合成機能が保証されています。J2SE 1.3.0 に組み込まれている実装では、具体的には次の機能がサポートされています。

さらに、開発者が現在の実装の機能を拡張するときに使用できるサービスプロバイダインタフェースが API で定義されています。また、ユーザーは上記以外のファイルフォーマット、コーデック、デバイスをサポートするモジュールをインストールできます。API には、システムで現在利用できるリソースに対し、照会やアクセスができる手段も提供されています。