Solaris 8 のシステム管理 (追補)

RCM スクリプトをテストするには

  1. スクリプトを実行する前に、コマンド行のシェルで RCM_ENV_FORCE などの環境変数を設定します。

    たとえば、Korn シェルでは、以下を使用します。


    $ export RCM_ENV_FORCE=TRUE
    
  2. コマンド行からスクリプトのコマンドを手動で実行して、スクリプトをテストします。

    たとえば、次のようにします。


    $ script-name scriptinfo
    $ script-name register
    $ script-name preremove resource-name
    $ script-name postremove resource-name
    
  3. スクリプト内の各 RCM スクリプトコマンドが stdout (標準出力) に適切な出力をプリントすることを確認します。

  4. スクリプトを適切なスクリプトのディレクトリにインストールします。

    詳細は、RCM スクリプトをインストールするには を参照してください。

  5. 動的な削除の操作を開始して、スクリプトをテストします。

    たとえば、スクリプトがデバイス /dev/dsk/c1t0d0s0 を登録していると仮定します。次のコマンドを実行してみます。


    $ cfgadm -c unconfigure c1::dsk/c1t0d0
    $ cfgadm -f -c unconfigure c1::dsk/c1t0d0
    $ cfgadm -c configure c1::dsk/c1t0d0
    

    注意 – 注意 –

    これらのコマンドはシステムの状態を変えたり、システムに障害を引き起こしたりする可能性もあるため、これらのコマンドについて熟知しておく必要があります。