Solaris 8 のシステム管理 (追補)

新しい配信エージェントフラグ

次の表は、新しい配信エージェントフラグについて記述したものです。デフォルトでは、これらのフラグは設定されていません。これらの単一文字フラグはブール値です。フラグの設定や設定解除は、構成ファイルの F=statement にフラグを含めるか、含めないかで決まります。次はその例です。


Mlocal,    P=/usr/lib/mail.local, F=lsDFMAw5:/|@qSXfmnz9, S=10/30, R=20/40,
Mprog,     P=/bin/sh, F=lsDFMoqeu9, S=10/30, R=20/40, D=$z:/,
Msmtp,     P=[IPC], F=mDFMuX, S=11/31, R=21, E=\r\n, L=990,
Mesmtp,    P=[IPC], F=mDFMuXa, S=11/31, R=21, E=\r\n, L=990,
Msmtp8,    P=[IPC], F=mDFMuX8, S=11/31, R=21, E=\r\n, L=990,
Mrelay,    P=[IPC], F=mDFMuXa8, S=11/31, R=61, E=\r\n, L=2040,
表 21–15 新しいメールプログラムのフラグ

フラグ 

説明 

%

このフラグを使用するメールプログラムは、待ち行列のメッセージが ETRN 要求か、待ち行列オプション -qI-qR-qS のどれかで選択されない限り、メッセージの最初の受信人や、待ち行列実行にメッセージを配信しません。

6

このフラグにより、メールプログラムは、ヘッダーを 7 ビットでカットします。