SunVTS 4.3 テストリファレンスマニュアル

scitest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/scitest 標準引数 -o dev=インタフェース, test=タイプ,packets=個数,pattern=16 進値,delay=秒数, timeout=秒数, retry=回数,warn

表 46-3 scitest のコマンド行構文

引数 

説明 

dev=インタフェース

ネットワークインタフェース名を指定します。デフォルトは、Ethernet ネットワークの le0 です。

test=タイプ

テストのタイプとして、randomincrementpattern のいずれかを指定します。デフォルトは random+increment+pattern です。

packets=個数

ランダム / パターンテストで送信するパケット数を指定します。デフォルトは 256 個です。 

pattern=16 進値

16 進形式でデータパターンを指定します。デフォルトは、00xff の範囲のすべてのパターンです。

delay=秒数

次のサブテストを行うまでの間隔 (単位: 秒) を指定します。デフォルトは 30 秒です。 

timeout=秒数

時間切れにするまでの待ち時間 (単位: 秒) を指定します。デフォルトは 20 秒です。 

retry=回数

テストが時間切れになったときの再試行回数を指定します。デフォルトは 3 回です。 

warn

有効にすると、警告メッセージが表示されます。 


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。