特記事項: luxadm ソフトウェア

luxadm コマンドの構文

luxadm コマンド行には、サブコマンドの指定が必要です。また、オプションの指定もでき、通常は少なくとも 1 つの格納装置の名前、またはパス名を指定します。サブコマンドによっては、他のパラメタを指定することもできます。基本的な構文を以下に示します。


/usr/sbin/luxadm [オプション] サブコマンド [オプション] {格納装置名 [,デバイス名]| パス名...}

サブコマンドを一意に識別するために、必要な文字数のみ入力します。たとえば、box1 という格納装置に対してサブコマンド display を実行する場合は、以下のように入力することができます。


#luxadm disp box1

パス名を入力して、デバイスおよびサブコマンドを指定します。パス名は、Sun StorEdge A5000 SENA インタフェースボード、Sun Fire 880 の格納装置サービスデバイス (SES)、SPARCstorage Array コントローラ、RSM コントローラ、または個々の FC-AL (Fibre Channel-Arbitrated Loop) デバイスの論理パス、あるいは物理パスです。パス名は、Sun StorEdge A5000 インタフェースボード、単一の FC-AL ディスク、または Sun Fire 880 SES の World Wide 名 (WWN) にもなります。

Sun StorEdge A5000 SENA サブシステムのインタフェースボードまたは個々のディスク、あるいは Sun Fire 880 の SES または個々のディスク用に、格納装置内の特定ディスクに格納装置名と追加識別子を指定することもできます。「ディスクまたはディスクアレイのアドレス指定」を参照してください。