『Solaris 8 7/01 新規機能の概要』の「システム管理に関する新規機能」および Solaris Web Start 3.0 の Kiosk『Solaris 8 7/01 の新規機能』の「sendmail のバージョン 8.11」では、sendmail のバージョンが「7/01 ではバージョン 8.11」と記載されていますが、これは誤りです。Solaris 7/01 リリースに含まれている sendmail のバージョンは、 8.10 です。
「クライアントアプリケーションに有効なスマートカードのタイプとデフォルトのスマートカードのタイプ 」節の次の説明は正しくないので、無視してください。
「たとえば、アプリケーション B の「validcards」属性として iButton、CyberFlex、およびカード A を指定して、「defaultcard」属性として CyberFlex を指定していると仮定します。アプリケーション B がデフォルトのスマートカードだけを受け付ける場合、ユーザーがカード A を使ってアプリケーション B にログインしようとすると、次のようなメッセージが表示されます。
Waiting for Default Card |
「使用例 - スマートカード上でユーザー情報を作成する (コマンド行)」の節では username という属性名が使用されていますが、これは間違いです。正しくは、user です。
「OCF クライアント属性の概要」および「クライアントの追加構成のタスク」の節には、次の注が抜けています。
再認証のタイムアウトは「0」には設定しないでください。
「スマートカードの設定 (概要) 」の「スマートカードの設定 (概要) 」には次の注が抜けています。
Payflex カードは複数のプロファイルには対応していません。ユーザーがデスクトップおよび、複数の安全なアプリケーションにログインする必要がある場合には、Payflex カードを使用しない下さい。
英語以外の言語に翻訳された新機能リストが、Solaris Web Start 3.0 の Kiosk に含まれていません。
回避方法: 日本語版の新機能リストについては、『Solaris 8 デスクトップユーザーズガイド (追補)』、『Solaris 8 のシステム管理 (追補)』、『Solaris 8 のソフトウェア開発 (追補)』、『Solaris 8 のインストール (追補)』の「新機能の概要」を参照してください。
スペイン語、イタリア語、ドイツ語の『CDE Users's Guide』(AnswerBook2) において、一部のグラフィックが正しく表示されません。
回避方法 : http://docs.sun.com 上の『CDE Users's Guide』を参照してください。
AnswerBook2 ソフトウェアはバージョン 1.4.3 にアップグレードされましたが、「AnswerBook2 Help Collection」中のマニュアルでは、バージョン 1.4.2 と記述されています。バージョン番号以外については、正しい情報が記載されています。
「システムのアップグレード」の「システムをバックアップする方法」に記載されている表「完全バックアップコマンド」中の、「使用するコマンド」の記述内容が正しくありません。正しくは次に示すとおりです。
表 7-1 完全バックアップコマンド
完全バックアップの保存先 |
使用するコマンド |
---|---|
ローカルのカートリッジテープドライブ |
ufsdump 9ucf /dev/rmt/n files_to_backup |
リモートのカートリッジテープドライブ |
ufsdump 0ucf remote_host:/dev/rmt/n files_to_backup |
「セットアップとファイル」の 「ATOK12 セットアップとファイル構成」において、複数の入力サーバーが動作している場合の ATOK12 の指定方法が記述されていますが、環境変数 XMODIFIERS の値として指定する内容の記述に誤りがあります。以下のように読み替えてください。
(誤) @im=atok12 (正) @im=htt
セクション 3x の日本語マニュアルページを表示しようとしてセクション指定オプションなしで man コマンドを実行すると、以下の例に示すように、マニュアルページが表示されません。
例: jconv(3x) の場合
# man jconv マニュアルには jconv のエントリがありません。 |
回避方法 : セクション 3x のマニュアルページを表示する場合は、man コマンドの実行時に、-s オプションを使用してセクション名 3x を指定してください。
例: jconv(3x) の場合
% man -s 3x jconv マニュアルを清書中です。しばらくお待ちください... ディレクトリ名は 3curses に変わりました 終了 その他ライブラリ関数 jconv(3X) 【名前】 jconv, tojupper, tojlower, tojhira, tojkata, atojis, jistoa, toujis, kutentojis - ワイド文字の変換 【形式】 #include int tojupper(int c, ...); . . . <<以降省略>> |
この回避方法が必要なマニュアルページは、次のとおりです。
libjapanese に関するマニュアルページ
sman3x: | ||
atojis.3x | isjpunct.3x | tojupper.3x |
ceuctoibmj.3x | isjrussian.3x | toujis.3x |
cibmjtoeuc.3x | isjsci.3x | ujtojis.3x |
cjistosj.3x | isjspace.3x | ujtojis7.3x |
cjistouj.3x | isjspecial.3x | ujtojis8.3x |
csjtojis.3x | isjunit.3x | ujtosj.3x |
csjtouj.3x | isjupper.3x | wstrcat.3x |
cujtojis.3x | jconv.3x | wstrchr.3x |
cujtosj.3x | jctype.3x | wstrcmp.3x |
euctoibmj.3x | jis7tosj.3x | wstrcpy.3x |
ibmjcode.3x | jis7touj.3x | wstrcspn.3x |
ibmjtoeuc.3x | jis8tosj.3x | wstrdup.3x |
isj1bytekana.3x | jis8touj.3x | wstring.3x |
isjalpha.3x | jisconv.3x | wstrlen.3x |
isjdigit.3x | jistoa.3x | wstrncat.3x |
isjgen.3x | jistosj.3x | wstrncmp.3x |
isjgreek.3x | jistouj.3x | wstrncpy.3x |
isjhankana.3x | kutentojis.3x | wstrpbrk.3x |
isjhira.3x | sjtojis.3x | wstrrchr.3x |
isjis.3x | sjtojis7.3x | wstrspn.3x |
isjkanji.3x | sjtojis8.3x | wstrtod.3x |
isjkata.3x | sjtouj.3x | wstrtok.3x |
isjline.3x | tojhira.3x | wstrtol.3x |
isjlower.3x | tojkata.3x | |
isjparen.3x | tojlower.3x |
仮名漢字入力変換マネージャライブラリに関するマニュアルページ
man3x | |||
cm.3x | cm_close.3x | cm_open.3x | cm_put.3x |
なお、この例で man コマンド実行時に表示される "ディレクトリ名は 3curses に変わりました" というメッセージは、上記のマニュアルページには該当しないので無視してください。
/usr/openwin/bin/contrast は提供されなくなったのに、その日本語マニュアルページが提供されています。
回避方法 : contrast の日本語マニュアルページは無視してください。
日本語ロケール環境で dtpower のマニュアルページを参照する場合、マニュアルページの検索パス (環境変数 MANPATH) の順番で /usr/dt/share/man が /usr/openwin/share/man より先になっていると、英語のマニュアルページが表示されてしまいます。
回避方法 : dtpower の日本語マニュアルページを参照するには、MANPATH 環境変数で /usr/openwin/share/man を /usr/dt/share/man より先に指定して下さい。または、以下の方法でも dtpower の日本語マニュアルページを参照できます。
% man -M /usr/openwin/man dtpower |