どのインストール方法でも、周辺機器、ホスト名、IP (インターネットプロトコル) アドレス、ネームサービスなどのシステム構成情報が必要です。インストールプログラムは、構成情報の入力を求める前に、まず sysidcfg ファイルの情報を調べ、次にネームサービスデータベースの情報を調べます。
Solaris Web Start は、事前設定されたシステム構成情報を検出すると、この構成情報をウィザードに表示します。表示された値を使用することも、異なる値を入力することもできます。
Solaris 8 対話式インストールプログラムやカスタム JumpStart インストールプログラムは、事前設定されたシステム構成情報を検出すると、その情報の入力を求めることはありません。たとえば、複数のシステムに Solaris 8 ソフトウェアをインストールする場合、インストールのたびに時間帯を入力しないようにするには、時間帯を sysidcfg ファイル中またはネームサービスデータベース中に指定します。そうすれば、Solaris 8 ソフトウェアのインストールで時間帯の入力は求められません。