Solaris 8 のインストール (上級編)

Solaris 8 のインストール (初期インストール)


/cdrom/Solaris_2.x/SUNWxxxx/reloc.cpio: Broken pipe

問題 

解決方法 

バグ ID: 1212370 

このエラーメッセージはインストールには影響しない。 

このメッセージは無視して、インストールを続けてください。 


WARNING: CHANGE DEFAULT BOOT DEVICE

問題 

解決方法 

IA 搭載システムのみ 

システムの BIOS に設定されているデフォルトブートデバイスが、ブート時に Solaris 8 Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) Intel Platform Edition フロッピーディスクを必要とするように設定されている可能性がある。 

これは参考情報です。 

インストールを続けます。必要なら、Solaris ソフトウェアをインストールした後に、BIOS に設定されているシステムのデフォルトブートデバイスを、Solaris 8 Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) Intel Platform Edition フロッピーディスクを使わなくてもブートできるように変更します。 

問題 

解決方法 

IA 搭載システムのみ。 

IDE ディスクドライブは、Solaris ソフトウェアがサポートする他のドライブのように、不良ブロックを自動的に無効にしません。IDE ディスク上に Solaris 8 をインストールする前に、ディスクの検査を行なってください。

IDE ディスクの検査を行うには、次の手順に従います。 

  1. 「IA: Solaris 8 対話式インストールプログラムによるインストールまたはアップグレード」の説明に従って、Solaris 8 対話式インストールプログラムを起動します。この対話式インストールプログラムは、グラフィックスモニターであるかどうかによって、グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) か、キャラクタユーザーインタフェース (CUI) のどちらかを起動します。

  2. GUI または CUI プログラムが起動したら、最初の 2、3 の画面で情報を入力し、「継続 (Continue)」オプションを選択します。

  3. 「Solaris 8 対話式インストール (Solaris Interactive Installation)」画面が表示されたら、「終了 (Exit)」オプションを選択して、インストールを終了します。

  4. GUI インストールプログラムを使用している場合は、この後の手順のためにコマンドツールウィンドウを開きます。

    また、CUI インストールプログラムを使用している場合は、システムのシェルを使用します。

  5. format と入力して、format プログラムを起動します。

  6. ディスク面の検査をする IDE ディスクドライブを指定します。

IDE ドライブはターゲット番号を含みません。IDE ドライブ名は cxdy 形式です。cx はコントローラ番号、dy はデバイス番号です。

 

  1. format> プロンプトで、fdisk と入力します。fdisk プログラムを使用して、ディスク上に Solaris パーティションを作成します (Solaris fdisk パーティションがすでに存在する場合は、そのまま残しておいてください)。

  2. format> プロンプトで、analyze と入力します。

  3. analyze> プロンプトで、config と入力します。ディスク検査の現在の設定が表示されます。設定を変更するには、setup と入力します。

  4. analyze> プロンプトで、実行する検査内容によって readwritecompare のいずれかを入力します。format が不良ブロックを発見すると、それらの再マッピングを実行します。

  5. analyze> プロンプトで、quit と入力します。

  6. 再マップするブロックを指定する場合は、

    format> プロンプトで repair と入力します。

  7. quit と入力して、format プログラムを終了します。

  8. GUI インストールを再開するには、ワークスペースメニューから「インストールの再起動 (Restart Install)」を選択し、CUI インストールを再開するには、suninstall と入力します。