Solaris DHCP の管理

固定 IP アドレスを DHCP クライアントに割り当てる方法 (DHCP マネージャ)

  1. 固定 IP アドレスを割り当てたいクライアントのクライアント ID を決定します。

    クライアント ID を決定する方法については、表 4–6 の「クライアント ID」 の項目を参照してください。

  2. DHCP マネージャの「アドレス (Addresses)」タブを選択します。

  3. 適切なネットワークを選択します。

  4. クライアントで使用したい IP アドレスをダブルクリックします。

    「アドレスの属性 (Address Properties)」ウィンドウが開きます。

  5. 「リース (Lease)」タブを選択します。

  6. 「クライアント ID (Client ID)」フィールドに、そのクライアントのハードウェアアドレスから決定したクライアント ID を入力します。

    詳細については、表 4–6 の「クライアント ID」の項目を参照してください。

  7. 「予約 (Reserved)」オプションを選択して、その IP アドレスがサーバーによって返還を要求されないようにします。

  8. 「アドレスの属性 (Address Properties)」ウィンドウの「リースポリシー (Lease Policy)」領域で、「動的 (Dynamic)」または「常時 (Permanent)」の割り当てを選択します。

    クライアントでリースを更新するネゴシエーションを行なって、アドレスが使用されている場合に追跡できるようにしたい場合は、「動的 (Dynamic)」を選択します。「予約 (Reserved)」を選択しているので、アドレスは動的リースを使用していても再利用できません。このリースの有効期限は入力する必要がありません。 DHCP サーバーがリース期間に基づいて有効期限を計算します。

    「常時 (Permanent)」を選択した場合、トランザクションの記録を有効にしない限り、IP アドレスの使用を追跡できません。