Solaris DHCP サービス開発ガイド

delete_dt()

目的

dhcptab コンテナからレコードを削除します。

形式

int delete_dt(void *handp, const dt_rec_t *dtp);

説明

ハンドル handp で参照される dhcptab コンテナから、dtpkeytypedt_sig フィールドで指定されるレコードを削除します。更新における衝突が発生する場合には、マッチするレコードはデータ格納から削除されず、DSVC_COLLISION が返されます。動的に割り当てられた引数は、呼び出し元で解放する必要があります。

dtp シグニチャ (dt_sig) に 0 を指定すると、更新における衝突があるかどうかの検知は行なわれず、マッチするレコードが単純に削除されます。

戻り値

DSVC_SUCCESS, DSVC_ACCESS, DSVC_NOENT, DSVC_BUSY, DSVC_INTERNAL, DSVC_COLLISION