Sun Fire 880 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル

カードおよびスロットを特定する方法


注 -

Sun Fire 880 システムに対する内部アクセスは、サービス認定者に限られています。内部コンポーネントの装着手順は、『Sun Fire 880 サーバー サービスマニュアル』に説明されています。同マニュアルは、Sun Fire 880 Server Online Documentation CD に含まれています。



注意 - 注意 -

電源に接続したままのシステムでは、キースイッチの位置に関係なく、その内部に危険なレベルの電力がかかっています。また、AC 電源コードが接続されていない場合でも、危険な電力レベルが、システムのバッテリーにもかかっています。使用しているシステムのオーナーマニュアル、またはサービスマニュアルの安全手順に従ってください。



注意 - 注意 -

システムの動作中、長い間、ドアを開けたままにすることは避けてください。すべてのドアは、温度制御による自動停止を防止するために必ず閉じてください。


システム内部でのカードの特定

  1. システム正面パネルの LED をチェックします。

    カードに障害がある場合は、正面パネル上の矢印 LED が点灯し、障害のあるカードが位置しているシステム側を指します。DR の操作が成功した後、カードの取り外しが可能になると、取り外し可 LED が点灯し、矢印 LED が、カードの位置を示します。システム正面パネルの LED についての詳細は、『Sun Fire 880 サーバー オーナーマニュアル』を参照してください。

  2. 該当する側面アクセスドアを開いて、内部 LED をチェックします。

    システム内部の障害 LED が点灯し、障害カードを含むスロットを示します。DR の取り外し操作の成功後、取り外し可 LED が点灯し、取り外し対象のカードを含むスロットを示します。詳細は、スロット LED についてを参照してください。

システムコンソールからのカードまたはスロットの特定

  1. スーパーユーザーとしてシステムにログインします。

  2. cfgadm コマンドをキー入力して、システムの PCI スロットの詳細状態情報を表示します。


    # cfgadm
    

    コマンド出力により、各スロットおよび各スロットを占有しているカードが示されます。詳細は、カード状態を表示する方法を参照してください。

  3. 取り外し対象のカード、または新しいカードを追加する箇所のスロットに対する接続点 ID を決定します。

    障害のあるカードを特定するには、cfgadm 出力の Condition 列が、failedfailing、または unusable となっているカードを探します。Ap_Id 列は、スロットの接続点 ID を示します。