SunVTS 4.4 テストリファレンスマニュアル

mpconstest のオプション

次のダイアログボックスを表示するには、システムマップにあるテスト名を右クリックし、Test Parameter Options を選択します。システムマップにこのテスト名が表示されない場合は、グループツリーを展開すると表示される場合があります。展開しても表示されない場合は、このテストに合ったデバイスがシステムに含まれていない可能性があります。詳細は、『SunVTS 4.4 ユーザーマニュアル』を参照してください。

図 37-1 mpconstest のテストパラメータオプションダイアログボックス

Graphic

表 37-2 mpconstest のオプション

オプション 

説明 

Test Name 

実行するサブテストを選択します。 

Number of Timeout Iterations 

タイムアウトまでにテストを実行できる回数を設定します。デフォルトは 1 です。各タイムアウトは、前回のタイムアウトよりもかなり時間が経過した後に発生することに注意してください。つまり、最初のタイムアウトが T 時間単位後に発生したとすると、2 回目は T の後 2T で、3 回目は 2T の後 3T で発生します。

Lock Buffer 

メモリー内のバッファをロックします。デフォルトではロックなしです。メモリー内のバッファをロックすると、COMA (Cache Only Memory Architecture) が使用不可になります。 

Atomic Mode 

不可分な命令スワップを使用します。デフォルトでは使用不可になっています。 

Byte Mode 

バイト命令を使用して読み込みと格納を行います。デフォルトでは使用不可になっています。 

Immediate Mode 

cons1、cons2、cons3、cons15、cons16、cons17 以外のすべてのサブテストをサポートします。 

Random Mode 

ランダムモードを使用可能にします。 

Reverse Mode 

共有メモリーバッファーを逆方向にトラバースします。デフォルトでは使用不可になっています。 

Prefetch Mode 

読み取りと書き込みにプリフェッチを設定します。デフォルトでは使用不可になっています。 

CoreFile 

コアファイルを生成します。予期しないシグナルの場合は終了します。デフォルトでは使用不可になっています。 

Ecache Disable 

外部キャッシュを使用不可にします。デフォルトでは使用可能になっています。 

Trigger 

1 つのプロセッサが障害を検出した場合に、すべてのプロセッサに割り込みシグナルを送信します。デフォルトでは使用不可になっています。 

Offset 

継続した書き込みと書き込みの間の、ラインサイズのオフセットを指定します。デフォルトでは使用不可になっています。 

CPU Wait Count 

CPU の数が cpucount より少ない場合、最初に CPU 1 が書き込みを行うようにします。デフォルトでは使用不可になっています。

サブテストの cons15、cons16、および cons17 では、このオプションはサポートされていません。 

Number of Loops 

テストループの数を選択します。デフォルトは 5 です。 

Number of Passes 

パスの数を選択します。パスの数が多いほど、システムの負担が大きくなります。パスの数を 0 に設定すると、永久ループでテストが実行されます。パスを 0 に設定できるのは、コマンド行モードでだけです。GUI からは設定できません。デフォルトは 1 です。 

Memory Size 

共有メモリーバッファーのサイズをメガバイト単位で選択します。デフォルトは 128 です。 

Random Mode Seed 

乱数シードをユーザーの指定値に設定します。デフォルトでは乱数がシード値に選ばれます。