fast_write サブコマンドを使用して、NVRAM を使用した SPARCstorage Array の書き込み性能の向上を有効または無効にします。
以下のサブシステムで使用することができます。
SPARCstorage Array
luxadm [ -v ] fast_write [-s] -c -d -e パス名 |
オプション |
説明 |
---|---|
パス名 |
SPARCstorage Array コントローラまたは単一のディスクです。 |
-s |
SPARCstorage Array に変更内容が保存され、電源を切断しても保持されます。 |
-c |
同期書き込みのみの高速書き込みを有効にします。 |
-e |
高速書き込みを有効にします。 |
-d |
高速書き込みを無効にします。 |
nvram_data サブコマンドを使用して、特定のディスクの NVRAM の高速書き込みデータの量を表示します。このコマンドは、単一のディスクに対してのみ使用することができます。
以下のサブシステムで使用することができます。
SPARCstorage Array
luxadm [ -v ] nvram_data パス名 |
オプション |
説明 |
---|---|
パス名 |
SPARCstorage Array コントローラまたは単一のディスクです。 |
purge サブコマンドを使用して、1 つまたは複数のディスクの NVRAM から、任意の高速書き込みデータをパージします。
以下のサブシステムで使用することができます。
SPARCstorage Array
purge サブコマンドは、注意して使用してください。通常は、ドライブで障害が発生した場合のみ使用します。
luxadm [ -v ] purge パス名 |
オプション |
説明 |
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パス名 |
SPARCstorage Array コントローラまたは単一のディスクです。SPARCstorage Array コントローラを指定した場合は、指定したコントローラに対応するすべてのディスクの高速書き込みデータがパージされます。 |
sync_cache サブコマンドを使用して、1 つまたは複数のディスクの未処理データを NVRAM からメディアにフラッシュします。パス名にコントローラを指定すると、このアクションは SPARCstorage Array サブシステム内のすべてのディスクに適用されます。
以下のサブシステムで使用することができます。
SPARCstorage Array
luxadm [ -v ] sync_cache パス名 |
オプション |
説明 |
---|---|
パス名 |
SPARCstorage Array コントローラまたは単一のディスクです。SPARCstorage Array コントローラを指定した場合は、指定したコントローラに対応するすべてのディスクの未処理データがフラッシュされます。 |