SunVTS 4.5 ユーザーマニュアル

他のホストへの接続

ローカルシステムの SunVTS ユーザーインタフェースを、ネットワーク上の別のシステムで動作している SunVTS カーネルに接続することができます。ひとたび遠隔システムに接続すると、その遠隔システムのテストは、CDE ユーザーインタフェースによって制御されます。

他のホストに接続する
  1. 遠隔システムで SunVTS カーネルが動作していることを確認します。

    これにはいくつかの方法があります。(rlogin または telnet を使用して) 遠隔システムに遠隔ログインし、vtsk コマンドを実行します。


    注 -

    遠隔システムで SunVTS の特権ユーザー (デフォルトではスーパーユーザー) として遠隔ログイン (またはユーザー切り替え) してから、SunVTS カーネル (vtsk) を起動してください。



    注 -

    SunVTS の同一バージョンが動作しているシステムにのみ接続可能です。


  2. ローカルシステム (SunVTS ユーザーインタフェースが動作しているシステム)で、Connect to Host ボタンをクリックします。

    Connect to Host ダイアログボックスが表示されます。

  3. 接続先の遠隔システムのホスト名を入力します。

    Connect to Host フィールドにホスト名を入力します。複数の遠隔システムに接続するときは、SunVTS はそれらのシステムを追跡し、Hostname List に表示します。一覧のホスト名をダブルクリックすると、そのホストに再度接続することができます。この一覧は、現行の SunVTS セッションの間だけ維持されます。SunVTS を終了すると、Hostname Listは消去されます。

    SunVTS カーネルには、ユーザーインタフェースをいくつでも接続することができます。各ユーザーインタフェースは、SunVTS の同期画面を表示します。

  4. Connect to Host ダイアログボックスの Apply をクリックします。

    SunVTS ユーザーインタフェースは、現在、遠隔システムの SunVTS テストを制御している状態です。接続確認のために、状態パネルに遠隔システムのホスト名が表示されます。