SunVTS 4.5 テストリファレンスマニュアル

pcsertest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/pcsertest 標準引数 -o dev=デバイス名, type=カードタイプ,baudrate=速度,numchars=n

表 41-3 pcsertest のコマンド行構文

引数 

説明 

dev=デバイス名

デバイス名を指定します (例: dev=pc0dev=pc1)。

type=カードタイプ

デバイスの 2 つのカードタイプうちの 1 つを指定します (type=serial、または type=modem)。デフォルトでは、カードタイプはモデムに設定されているため、デバイスがモデムの場合は、カードタイプを指定する必要はありません。

baudrate=速度

通信速度を指定します。次のどれか 1 つを指定します。 

9600

19200

38400

57600

デフォルトは 9600 です。

numchars=n

シリアルソケットカードの外部ループバックテストに使用する文字数を指定します。デフォルトでは、256 文字に設定されます。このオプションはシリアルソケットカードに対してのみ適用可能で、モデムカードでは無視されます。


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。