SunVTS 4.5 テストリファレンスマニュアル

ユーザーインタフェースからのテストの実行

SunVTS テストは通常、SunVTS ユーザーインタフェース (CDE、OPEN LOOK、TTY インタフェース) のどれか 1 つを利用して実行します。

これらのインタフェースでは、ボタンやダイアログボックスを利用して簡単にテストの設定、制御、結果表示をできるようになっています。操作に使うボタンやダイアログボックスについては『SunVTS 4.5 ユーザーマニュアル』で解説していますが、テストパラメタ (Test Parameter) のオプションダイアログボックスについては各テストごとに固有の形式を取っているため、このマニュアルで追加説明します。

テストパラメタ (Test Parameter) オプションダイアログボックス

テストパラメタオプションダイアログボックスに表示されるオプションは、各テストごとに異なりますが、画面の下部にあるボタンは共通です。次の図を参照してください。

図 1-1 テストパラメタオプションダイアログボックス (CDE)

Graphic

表 1-2 テストパラメタオプションダイアログボックスの項目

メニュー項目 

説明 

Configuration 

選択可能なデバイスのデバイスタイプ、容量、バージョン、シリアル番号などの情報を表示します。この情報は変更できません。 

Options 

選択可能なデバイス、グループ、または全デバイスのテストのカスタマイズに使うテストオプションの一覧です。表示されるオプションはテストによって異なります。詳細は、このマニュアルの各テストに対応する章を参照してください。 

Within Instance 

設定を適用する方法を指定します。 

  • Apply ボタンでは、このデバイスだけに適用されます。

  • Apply to Group ボタンでは、このグループのすべてのデバイスに適用されます。

  • Apply to All ボタンでは、すべてのデバイス (すべてのコントローラ上の、デバイスタイプが同じもの) に適用されます。

このオプション設定は、テストの 1 つのインスタンスだけに適用されます。 

Across All Instances 

設定を広域適用する方法を指定します。 

  • Apply ボタンでは、このデバイスだけに適用されます。

  • Apply to Group ボタンでは、このグループのすべてのデバイスに適用されます。

  • Apply to All ボタンでは、すべてのデバイス (すべてのコントローラ上の、デバイスタイプが同じもの) に適用されます。

このオプション設定は、すべてのインスタンスに適用されます。 

Reset 

すべてのオプション値をデフォルトの設定に戻し、テストパラメタオプションダイアログボックスを閉じます。 

Cancel 

オプション値の変更内容をすべて無視して、テストパラメタオプションダイアログボックスを閉じます。 


注 -

上記のテストパラメタオプションダイアログボックスの説明は、TTY インタフェースのテストパラメタオプションダイアログボックスについても同様に当てはまります。



注 -

上記のテストパラメタオプションダイアログボックスの説明は、OPEN LOOK インタフェースにも同様に当てはまりますが、SunVTS OPEN LOOK ユーザーインタフェースで Apply to Group および Apply to All ボタンは使用できません。



注 -

SunVTS OPEN LOOK ユーザーインタフェースでは、SunVTS の最新の機能がサポートされないことがあります。すべての機能をサポートするには、SunVTS CDE または TTY インタフェースを使用します。Solaris 環境で OPEN LOOK がサポートされている場合は、SunVTS OPEN LOOK ユーザーインタフェースは維持されますが、拡張されません。