Sun BladeTM 1000 のシステム構成が CD-ROM または DVD-ROM を含んでいる場合、モニターおよびフレームバッファの電源がオフになると、パニック中にシステムの動作が停止し、コアダンプは保存されません。
回避方法 : Sun Blade 1000 システム上で CD-ROM または DVD-ROM の電源管理を無効にします。次の手順を実行してください。
次の行を /etc/power.conf ファイルに追加します。
device-thresholds /pci@8,700000/scsi@6/sd@6,0 always-on |
他にもシステムに接続しているリムーバブルメディアがある場合は、/etc/power.conf ファイルでその電源管理を無効にする必要があります。その他のリムーバブルメディアの特定および無効化の詳細については、power.conf(4) および prtconf(1M) を参照してください。
システムをリブートするか、コマンド行で次のように入力します。
% /usr/sbin/pmconfig |
詳細については pmconfig(1M) を参照してください。
Solaris 8 10/01 オペレーティング環境で、フレームバッファ電源管理 (FBPM) がデフォルトで有効化されていない場合があります。
コマンド行で次のように入力します。
% xset +fbpm |
現在の CDE セッションを保存します。
FBPM の設定はユーザー固有のもので、各ユーザーのホームディレクトリに保管されています。FBPM に対応していないシステムにログインして、そこで自分の CDE セッションを保存すると、FBPM は無効になります。これを防ぐには、FBPM をサポートしていないシステムにログインした場合は、CDE セッションを保存しないでください。FBPM が無効になった場合は、上記の回避方法を実行してください。