Solaris 8 10/01 ご使用にあたって (SPARC 版)

USB オーディオのバグ情報

ホットプラグで接続された USB デバイスが認識されない可能性がある (バグ ID: 4500963)

再構成オプションを指定せず、USB キーボードまたは USB マウスを接続していない状態でシステムをブートすると、USB ドライバは自動的には接続されません。システムは、システム実行中に接続された (ホットプラグで接続された) USB デバイスは認識しません。

回避方法 : ホットプラグで接続された USB ドライバをシステムに認識させるには、次のいずれかを実行してください。

詳細については devfsadm(1M) を参照してください。

USB オーディオデバイスをホットアンプラグで接続解除すると、オーディオアプリケーションが動作しなくなる可能性がある (バグ ID: 4424286)

USB オーディオデバイスの接続を、システム実行中に解除 (ホットアンプラグで解除) すると、/dev/audio へのリンクが壊れます。その結果、一部のオーディオアプリケーションが、システムボード上のオーディオを含むすべてのオーディオデバイスを認識できなくなる可能性があります。システムをリブートしたり、ホットアンプラグで接続解除した USB デバイスをホットプラグで接続しても、状態は回復しません。

回避方法 : USB オーディオデバイスをホットアンプラグで接続解除した後、次の手順を実行してください。

  1. スーパーユーザーになります。

  2. コマンド行で次のように入力して、壊れたリンクを修復します。


    # rm /dev/audio*
    # /usr/sbin/devfsadm -c audio
    

詳細については devfsadm(1M) を参照してください。

USB スピーカが音声を生成しなくなる可能性がある

USB ドライバを接続した後、サードパーティの USB スピーカが音声を生成しない可能性があります。スピーカの音量を上げたり、USB デバイスをホットプラグで接続しても、状態が回復しない可能性があります。

回避方法 : USB スピーカの電源を再投入してください。