再構成オプションを指定せず、USB キーボードまたは USB マウスを接続していない状態でシステムをブートすると、USB ドライバは自動的には接続されません。システムは、システム実行中に接続された (ホットプラグで接続された) USB デバイスは認識しません。
回避方法 : ホットプラグで接続された USB ドライバをシステムに認識させるには、次のいずれかを実行してください。
次の行を /etc/system に追加して、システムをリブートする。
forceload:drv/ohci |
コマンド行で次のように入力する。
# devfsadm -i ohci |
詳細については devfsadm(1M) を参照してください。
USB オーディオデバイスの接続を、システム実行中に解除 (ホットアンプラグで解除) すると、/dev/audio へのリンクが壊れます。その結果、一部のオーディオアプリケーションが、システムボード上のオーディオを含むすべてのオーディオデバイスを認識できなくなる可能性があります。システムをリブートしたり、ホットアンプラグで接続解除した USB デバイスをホットプラグで接続しても、状態は回復しません。
回避方法 : USB オーディオデバイスをホットアンプラグで接続解除した後、次の手順を実行してください。
スーパーユーザーになります。
コマンド行で次のように入力して、壊れたリンクを修復します。
# rm /dev/audio* # /usr/sbin/devfsadm -c audio |
詳細については devfsadm(1M) を参照してください。
USB ドライバを接続した後、サードパーティの USB スピーカが音声を生成しない可能性があります。スピーカの音量を上げたり、USB デバイスをホットプラグで接続しても、状態が回復しない可能性があります。
回避方法 : USB スピーカの電源を再投入してください。