SunVTS 4.6 テストリファレンスマニュアル

dpttest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/dpttest [標準引数] -o dev=デバイスのシリアル番号, dma=Enable|Disable,bist=Enable|Disable, memchk=無効|16M|32M|48M|64M|128M|192M|256M

表 14-3 dpttest のコマンド行構文

引数 

説明 

dev=デバイスのシリアル番号

テスト対象のカードのシリアル番号を指定します。シリアル番号は、メインカードの裏側のラベルに記載されています。バッテリユニットまたは SCSI ドーターボードのシリアル番号を参照しないようにしてください。 

デフォルト値はありません。このオプションは必須です。 

dma=Enable|Disable

DMA サブテストを有効または無効にします。 

デフォルト-機能テストモードの場合は有効、接続テストモードの場合は無効になります。 

bist=Enable|Disable

BIST サブテストを有効または無効にします。  

デフォルト値-すべてのテストモードにおいて有効になります。 

memchk=Enable|16M |32M|48M|64M|128M |192M|256M

メモリーチェックサブテストでチェックするメモリーの量を指定します。無効にした場合は、メモリの検証は行われません。有効な値が設定されると、テストはアダプタのそのメモリー量の構成を検証します。 

デフォルト: 機能テストモードの場合は有効、接続テストモードの場合は無効になります。 

注: Sun では、SRC/P Hardware RAID カード上で現在 64 MB のキャッシュをサポートしています。メモリーの量を確認するには、「Check Memory」に 64 M を設定します。 


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは 32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。