/opt/SUNWvts/bin/wrsmtest 標準引数 -o dev=インタフェース, test=タイプ,packets=n,pattern=16進数,delay=秒数,timeout=秒数, retry=n,warn= E|D,maxerr=n,avgerr=n
表 62-3 wrsmtest のコマンド行構文
引数 |
説明 |
---|---|
dev=インタフェース |
クラスタネットワークのインタフェース名を指定します。デフォルト値は wrsmd0 (DLPI クラスタネットワークの場合) です。 |
test=タイプ |
実行するサブテスト。random、increment、pattern のいずれかを指定します。+ 記号で連結し、複数のサブテストを指定することも可能です。 デフォルト値は random+increment+pattern です。 |
packets=n |
ランダムまたはパターンのパケット数を指定します。デフォルトは 256 個です。 |
pattern=16進数 |
データパターンを 16 進形式で指定します。デフォルト値は 0 〜 0xff のすべてのパターンです。 |
delay=秒数 |
連続するサブテスト間の実行間隔を秒単位で指定します。デフォルトは 30 秒です。 |
timeout=秒数 |
タイムアウトまでの待機時間を秒単位で指定します。デフォルトは 1 秒です。 |
retry=n |
テストのタイムアウト後に再試行する回数を指定します。デフォルトは 3 回です。 |
warn=E|D |
有効 (E) にすると、警告メッセージが出力されます。 |
maxerr=n |
テストに合格するためのリンクエラーの上限数。テスト中に通知されたリンクエラー数がこの上限を超過すると、テスト対象のデバイスは不合格と判定され、エラーメッセージが通知されます。 |
avgerr=n |
テストに合格するための平均リンクエラーの上限数。平均リンクエラーとは、1 時間あたりのリンクエラー数の平均値です。テスト中に通知された平均リンクエラーがこの上限を超過すると、テスト対象のデバイスは不合格と判定され、エラーメッセージが通知されます。デフォルトの平均リンクエラーは 40 件です。 |
64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。