Solaris 8 2/02 ご使用にあたって (SPARC 版)

スワップスライスがシリンダ 0 から開始されていない場合、初期インストールが失敗することがある (バグ ID: 4508297)

Solaris 8 INSTALLATION CD からインストールする場合に、SolarisTM Web Start インストールプログラムが、インストールするソフトウェアを既存のスワップスライスに置くように求めることがあります。しかし、インストールプログラムは、そのスワップスライスがシリンダ 0 から開始されているかどうかは通知しません。指定された既存のスワップスライスを使用して、そのスライスがシリンダ 0 から開始されていなかった場合、ディスク構成によっては、インストールできないことがあります。

回避方法 : 初期インストールを行う場合は、次の手順を実行します。


注 -

この手順を実行すると、選択したスワップスライス上の情報はすべて消去されます。


  1. 設定中に表示される、既存のスワップスライスを使用することを求めるプロンプトのすべてに No と答えます。

  2. プロンプトで要求された場合は、代替手段を示すリストから None を選択し、Solaris インストールソフトウェアを保存するスライスを再選択するよう求められたときは No と答えます。

  3. インストーラのプロンプトに応じて、パーティション再分割を行うディスクを選択します。

  4. プロンプトに応じて、スワップスライスのサイズを選択します。

  5. スワップスライスをディスクの先頭から開始してよいかどうか尋ねるインストーラからのプロンプトに、Yes と答えます。

  6. インストールを完了します。

ディスクのパーティション再分割およびスワップスライスのサイズの選択の詳細については、『Solaris 8 のインストール (上級編)』を参照してください。