Solaris 8 2/04 ご使用にあたって (SPARC 版)

[日本語環境のみ] Java 2 クライアントから ATOK12 を使用する場合の制限事項とバグ情報

Java 2 アプリケーションのデフォルト入力方式 (「システム入力方式」)

Java 2 アプリケーションを起動した場合、デフォルトでは「システム入力方式」(プラットフォームの入力システム) を使用します。

今回の Solaris 8 リリース上で実行している場合は、実行環境によって、CDE または OpenWindows 上の X アプリケーションが使用するのと同様の方法で、日本語入力システムと接続します。したがって、ATOK12 (CDE の場合のみ)、Wnn6、ATOK8、cs00 のいずれかの、設定されている入力システムと接続します。

「ネットワーク入力方式」としての ATOK12 の使用

プラットフォームに依存せずに、直接 Java 2 実行環境が入力システムと接続する方式を「ネットワーク入力方式」といいます。今回の Solaris 8 リリースに付属する Java 2 実行環境を使用する場合に限り、今回の Solaris 8 リリースでは ATOK12 はネットワーク方式としても利用できます。この方式で使用するには、必要な設定や制限事項があります。以降の記述を参照してください。

Java 2 アプリケーションから「ネットワーク入力方式」として ATOK12 を使用する場合、設定ファイルの作成が必要

この設定ファイルを用意してから Java 2 アプリケーションを起動すると、ウィンドウのフレームから起動できるメニューで入力方式を選択できます。「ネットワーク入力方式」から「日本語」を選択すると、ATOK12 に接続します。

 ファイル名.iiimp
 ファイルを置くディレクトリ アプリケーションを使用するユーザーのホームディレクトリ
 内容 次の 2 行 :
  iiimp.server=iiimp://localhost
  iiimf.object.download=true

Java 2 アプリケーションから「ネットワーク入力方式」として ATOK12 を使用する場合の制限事項

Java 2 アプリケーションから「ネットワーク入力方式」として ATOK12 を使用する場合、X アプリケーションから使用する場合のバグ・制限に加えて、以下の表示に関するバグ・制限があります。

バグ・制限の内容は次のとおりです。