Sun GlassFish Communications Server 2.0 管理ガイド

Web サービスの配備とテスト

Communications Server では、Web サービスの配備とテストを簡単に行えます。

Web サービスの配備

エンタープライズアプリケーションと同じように、エンタープライズアーカイブ (EAR) で Web サービスを配備します。

また、POJO (Plain Old Java Object) によって Web サービスを実装することもできます。POJO Web サービスを配備するには、自動配備機能を使用します。これを行うには、サービスを自動配備ディレクトリにドラッグ&ドロップします。Communications Server によって、自動的に適切な Web XML ファイルが生成され、Web サービスが配備されます。

管理コンソールで、「Application Server」 > 「Web サービス」|「一般」の順に選択すると、配備済みの Web サービスの一覧を表示できます。

配備済み Web サービスの表示

管理コンソールで Web サービスをテストするには、「アプリケーション」>「Web サービス」>「web-service-name」|「一般」の順に選択します。管理コンソールに、次のような Web サービスの属性が表示されます。

Web サービスのテスト

管理コンソールで、Web サービスをテストし、問題を診断できます。汎用テストサーブレットで、配備済み Web サービスに対して ping を実行できます。メソッドの呼び出しごとに SOAP メッセージが表示されます。

管理コンソールで Web サービスをテストするには、「アプリケーション」>「Web サービス」>「web-service-name」|「一般」の順に選択し、「テスト」ボタンをクリックします。

Web サービスのセキュリティー

SOAP メッセージ層セキュリティーのサポートは、WS-Security の SAML トークンプロファイルに基づきます。Web サービスの改ざん防止監査機能も提供されます。