Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 パフォーマンスチューニングガイド

キューサイズ

キューサイズは、サーバーが持つことのできる未処理の (まだ処理されていない) 接続の数を指定します。限られた数の要求処理スレッドを持つ、ユーザー数の多い高負荷システムでは、この設定を調整して大きな値にしてください。


注 –

接続キューサイズの設定を大きくしすぎると、サーバーのパフォーマンスが劣化する恐れがあります。その設計目的は、処理できない接続によってサーバーが過負荷状態に陥るのを防ぐことでした。サーバーが過負荷状態に陥っている場合に接続キューサイズを増やしても、要求処理の待ち時間が長くなり、接続キューが再度いっぱいになります。