Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 パフォーマンスチューニングガイド

最大有効期間

このパラメータは、ファイルがキャッシュに書き込まれたあと、そのキャッシュ情報がどのくらいの期間使用されるかを制御します。最大有効期間を経過したエントリは、同じファイルの新しいエントリで置き換えられます。

コンテンツの変更頻度が低い Web サイトでは、パフォーマンスを改善するためにこの値を増やしてください。最大有効期間を設定するには、Web ベースの管理コンソールで、HTTP サーバーノードに対する「HTTP ファイルキャッシュ」ページの「最大有効期間」フィールドで値を入力または変更し、「ファイルキャッシュを有効化」チェックボックスを選択します。

コンテンツを定期的に更新 (既存のファイルを変更) するかどうかに基づいて最大時間を設定します。たとえば、コンテンツが定期的に 1 日に 4 回更新される場合、最大時間を 21600 秒 (6 時間) に設定できます。それ以外の場合、最大時間には、ファイルが変更されたあと、以前のバージョンのコンテンツファイルを提供する最大時間を設定することを検討してください。