パフォーマンスを最適にするには、各データデバイスを個別の物理ディスクに割り当てるべきです。これは、複数のデータデバイスを持つノードがある場合、または同じホストに複数のノードがある場合に当てはまります。
異なるノードに属するデバイスは、異なるデバイスに配置します。Red Hat AS 2.1 では、複数のノードに属するデバイスに同じディスクが使用されていると、非同期の入出力を待つために HADB ノードが常に監視されるので、特にこの措置が重要になります。
HADB ノードでは、出力デバイスで通常行われるように、非同期ではなく同期的に情報、警告、およびエラーが履歴ファイルに書き込まれます。そのため、HADB の動作やパフォーマンスが、履歴ファイルへの書き込み時にディスクの待ち時間による影響を受ける可能性があります。この状況が発生した場合は、履歴ファイル内で次のメッセージによって示されます。
BEWARE - last flush/fputs took too long
この問題を回避するには、HADB 実行可能ファイルと履歴ファイルを、データデバイスとは異なる物理ディスクに保存します。