この例では、ロードバランサが層 0 を形成し、フロントエンドサービスへのアクセスをユーザーに指示します。

フロントエンドサービスは 4 台のマシンで構成されます。 2 台のマシンに Calendar Server フロントエンドコンポーネントがインストールされます。 これらの Calendar Server フロントエンドマシンは、1 台または 2 台の CPU サーバーと固有の内部ディスクストレージで構成されます。 ほかの 2 台のマシンは Messaging Server プロキシと MTA として設定され、外部ディスクアレイを共有します。 これらの Messaging Server マシンは 4 台の CPU サーバーで構成されます。

バックエンドも 4 台のマシンで構成されます。 2 台のマシンは、メールストアとして機能し、Messaging Server プロセスを実行します。 ほかの 2 台のマシンは、カレンダーストアとして機能し、Calendar Server プロセスを実行します。 ストアマシンは SAN (Storage Area Network) に接続されます。 これらのバックエンドマシンは、CPU のニーズに基づいて、さまざまな方法で配備することができます、 CPU の総数を決定後、垂直および水平方向の構成を最適化することができます。 たとえば、アーキテクチャが合計 12 個の CPU を必要とする場合、3 台の 4 方向サーバー、2 台の 6 方向サーバー、または 1 台の 12 方向サーバーを使用することができます。

別のマシンは、Calendar Server 通知と Messaging Server 電子メールの両方の SMTP リレーとして機能します。