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Oracle Hardware Installation Assistant 2.5 ユーザーズガイド x86 サーバー版
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PXE ベースのサーバーから無人セッションを起動する方法

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USB ドライブの要件

Syslinux および Oracle Hardware Installation Assistant ソフトウェアの入手方法

Oracle Hardware Installation Assistant USB フラッシュドライブの作成

USB フラッシュドライブをブートして Oracle Hardware Installation Assistant を起動する方法

Service Tags のインストール

Linux に Service Tags をインストールする方法

Windows に Service Tags をインストールする方法

索引

ローカルまたはリモートメディアを使用して Linux をインストールする方法

始める前に
  1. Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションを起動します。「アプリケーションの起動とプロビジョニングタスクの実行」を参照してください。
    「Operating System Installation」が選択された状態の「Select a Task」画面のスクリーンショット。
  2. 「Select a Task」画面で「Operating System Installation」ラジオボタンを選択します。

    注 - 「Select a Task」画面は、サーバーが OS のインストール以外のタスクをサポートする場合にのみ表示されます。実行できるタスクが OS のインストールだけの場合は表示されません。また、「Select a Task」画面には、サーバーでサポートされているタスクオプションのみが表示されます。


  3. 「Next」をクリックします。

    「Install Media Information」画面が表示されます。


    「Install Media」画面のスクリーンショット。
  4. 使用する OS のサポート対象バージョンを確認するには、トグルをクリックしてリスト表示を展開します。

    注 - Hardware Installation Assistant アプリケーションを使用して、サポート対象外のバージョンの OS をインストールすることはできません。


  5. 「Install Media Information」画面で、OS インストールメディアの場所を指定します。次のいずれかのオプションを選択します。
    • CD/DVD: このオプションを選択すると、ローカルの CD/DVD、リダイレクト先の CD/DVD、または ISO CD-ROM イメージから OS ソースをインストールすることができます。

    • Network (Linux): このオプションを選択すると、Linux システム上のネットワーク共有から OS ソースをインストールすることができます。

    • Network (Windows): このオプションを選択すると、Windows システム上のネットワーク共有から OS ソースをインストールすることができます。

  6. 選択したインストールメディアの場所に応じて、次のいずれかの手順を実行します。
    • ローカルの CD/DVD からインストールする場合は、手順 7 に進みます。

    • リダイレクト先の CD/DVD または ISO CD-ROM イメージからインストールする場合は、手順 8 に進みます。

    • ネットワークの共有ドライブからインストールする場合は、手順 9 に進みます。

  7. ローカルの CD/DVD からインストールする場合は、「Install Media Information」画面で次の作業を行います。
    1. 「CD/DVD」ラジオボタンを選択します。
    2. 「CD Location」ドロップダウンリストからサーバーの CD/DVD ドライブを選択します。
    3. Oracle Hardware Installation Assistant の CD/DVD をドライブから取り出して、OS ディストリビューションの最初の CD をドライブに挿入します。

      注 - Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションをブートするのに使用した CD/DVD ドライブとは別の CD/DVD ドライブの使用を選択した場合は、Oracle Hardware Installation Assistant によって Linux インストールメディアが認識されないことがあります。そのため、アプリケーションの起動に使用したのと同じドライブに Linux OS メディアを挿入するようにしてください。


    4. 「Install Media Information」画面で「Next」をクリックします。

      Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションは、挿入されたメディアをチェックしてサポート対象のバージョンであることを確認し、「Identifying Distribution」画面にその結果を表示します。

    5. 表示されたリストからオプションカードを選択します。

      アプリケーションによって、インストール中にオプションカードのドライバがインストールされます。

    6. OS のインストーラを起動する場合は、「Next」をクリックします。
    7. 手順 10 に進みます。
  8. Oracle ILOM リモートコンソールアプリケーションを使用してリダイレクト先の CD/DVD または ISO CD-ROM イメージからインストールする場合は、「Install Media Information」画面で次の作業を行います。
    1. 「CD/DVD」ラジオボタンを選択します。
    2. 「CD Location」ドロップダウンリストから仮想 CD-ROM を選択します。
    3. サーバーの Oracle ILOM リモートコンソールで、次のいずれかの方法を使用して、OS インストールメディア (CD-ROM または CD-ROM Image) をリダイレクトします。
      • CD/DVD ドライブから Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションをブートした場合は、このドライブから Oracle Hardware Installation Assistant の CD を取り出して、OS の最初のディスクをドライブに挿入します。Oracle ILOM リモートコンソールで、「Devices」メニューから「CD-ROM」オプションを選択します。

      • ISO CD-ROM イメージから Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションをブートした場合は、「Devices」メニューで「CD-ROM Image」の選択を解除して Oracle Hardware Installation Assistant の ISO イメージをアンマウントしてから、「CD-ROM Image」を再度選択して ISO OS CD-ROM イメージの場所を指定します。

    4. 完了したら、「Install Media Information」画面で「Next」をクリックします。

      Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションは、挿入されたメディアをチェックしてサポート対象のバージョンであることを確認し、「Identifying Distribution」画面にその結果を表示します。

    5. 表示されたリストからオプションカードを選択します。

      アプリケーションによって、インストール中にオプションカードのドライバがインストールされます。

    6. OS のインストーラを起動する場合は、「Next」をクリックします。
    7. 手順 10 に進みます。
  9. ネットワーク共有ドライブからインストールする場合は、「Install Media Information」画面で次の作業を行います。
    1. 「Network (Linux)」ラジオボタンが選択されていることを確認します。
    2. アドレスバーで、Linux の抽出 ISO メディアにアクセスするための http または ftp のネットワークアドレスを指定します (.iso ファイルはこの方法には使用できません)。下の表の例を参照してください。

      オペレーティングシステムで複数のイメージ (たとえば、CD1、CD2) を使用する場合に備えて、複数のアドレスフィールドが用意されています。


      注 - URL アドレスの中でスペースを使用することはできません。



      転送方法
      OS ソースの場所
      入力内容
      HTTP
      ISO イメージからディレクトリに抽出する内容
      OS インストール用の抽出 ISO ファイルを含むディレクトリへのパス。例 :

      http://hostname_or_IPaddress/extractedISOdirectory

      FTP
      ISO イメージからディレクトリに抽出する内容
      OS インストール用の抽出 ISO ファイルを含むディレクトリへのパス。例 :

      ftp://hostname_or_IPaddress/extractedISOdirectory

      上記の表で、hostname_or_IPaddress は ISO イメージを格納するサーバーのホスト名または IP アドレスのいずれかで、extractedISOdirectory は Linux OS のインストール用 ISO イメージファイルを含むディレクトリです。Linux の場合は、ISO イメージソースファイルを含むディレクトリへのパスを使用する必要があります (URL パスに個別のファイルを含めることはできません)。

    3. 「Next」をクリックします。
  10. OS インストーラが起動したら、インストール内容に応じて、次のいずれかを実行します。
    • リダイレクト先の CD または ISO イメージから Linux をインストールする場合は、次の手順に進みます。
  11. プレインストール環境を使用する Linux OS をインストールする場合は、「Preinstallation Environment」セットアップ画面が表示されます (下図を参照)。プレインストール環境パーティションのブートディスクを選択し、「Next」をクリックします。

    インストールする Linux のバージョンに応じて、「Installing Additional Software」画面が表示される場合があります。Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションによって、追加のソフトウェアやドライバがインストールされます。

  12. 表示された情報を確認して、エラーがないことを確認します。

    インストール中にエラーが発生している場合は、SunInstallationAssistant.log ファイルでさらに詳しく調べます。

  13. Oracle Hardware Installation Assistant のメディアを取り出して、「Reboot」をクリックします。

    OS がインストールされたハードディスクから起動します。表示される画面の指示に従って、OS のセットアップタスクを完了します。


    注 - ディスク 0 以外のディスクに OS をインストールする場合は、システムのブート順序を変更して正しいブートディスクを識別する必要があります。これには、システムの BIOS セットアップユーティリティ (ディスクが内蔵のディスクコントローラに接続されている場合)、またはオプションカードの BIOS セットアッププログラム (ディスクがオプションの HBA に接続されている場合) を使用します。使用するシステムまたはオプションカードのドキュメントの手順に従って、ブート順序を設定します。


次の手順

必要に応じて、以下のポストインストールタスクを実行します。