Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 Update 2 リリースノート

第 1 章 概要

Sun JavaTM System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 製品は、Web サービスアプリケーションの構築と管理の作業を大幅に簡略化します。ソフトウェア障害やハードウェア障害が発生した場合にも稼働を続けられるスケーラブルなサービスなので、優れたパフォーマンス、クラスタリング、および高可用性を実現する機能を提供します。Application Server を使用して Web サービスを開発すれば、開発プロセスが単純になるだけでなく、独自の方法で柔軟に進化させることもできます。

このリリースノートについて

このリリースノートには、Sun Java System Application Server 8.1 2005Q2 リリース時点における重要な情報が記載されています。拡張機能、既知の問題、およびその他の最新の情報が記載されています。Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 をご使用になる前に、このリリースノートをお読みください。

このリリースノートの最新バージョンについては、Sun Java System のマニュアル Web サイトを参照してください。ソフトウェアのインストールおよびセットアップを行う前に、この Web サイトを確認してください。また、それ以降も定期的にこのサイトをチェックして、最新のリリースノートや製品マニュアルを参照してください。

このマニュアル内で参照している第三者の URL は、追加の関連情報を提供します。


注 –

このマニュアル内で引用する第三者の Web サイトの可用性について Sun は責任を負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを通じて利用可能な、コンテンツ、広告、製品、その他の素材について、Sun は推奨しているわけではなく、Sun はいかなる責任も負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを経由して利用可能な、コンテンツ、製品、サービスを利用または信頼したことに伴って発生した (あるいは発生したと主張される) いかなる損害や損失についても、Sun は一切の責任を負いません。


リリースノートの変更履歴

ここでは、Sun Java SystemEnterprise Edition Application Server 8.1 Update 2 製品の初版リリース以降に各リリースノートで加えられた変更点を示します。

表 1–1 リリースノートの変更履歴

改訂日付 

説明 

2005 年 6 月 

Sun Java System Application Server 8.1 2005Q2 Update 2 製品の初版リリース。 

2005 年 9 月 

既知の問題、修正済みのバグ、および各種のサポート URL への継続的なアップデート。 

2005 年 10 月 

Microsoft Windows サポートに関する情報を追加。 

2006 年 2 月 

一般的な編集上の修正、Red Hat パッチ RPM の URL の更新。 

2006 年 4 月 

最新のパッチリリースに関連する項目の第 3 章「既知の問題点と制限事項」への追加、製品マニュアルへのリンクの更新、Solaris のゾーンサポートに関する説明の追加。

2007 年 7 月 

インストールに関する既知の問題に欠陥 6396045 を追加。 

2007 年 8 月 

Java ES 5 に対する適切な Solaris および Linux プラットフォームを反映するように、Web Server のプラットフォーム要件を変更。 

2008 年 5 月 

「システムの仮想化のサポート」の節を追加。 

アクセシビリティー機能

このメディアの公開後にリリースされているアクセシビリティー機能 (障害に配慮した機能) を入手する場合は、Sun が提供する Section 508 製品アセスメントに目を通し、アクセシビリティーソリューションを配備する上でどのバージョンが最適かを検討してください。アプリケーションの更新されたバージョンは http://sun.com/software/javaenterprisesystem/get.html から入手できます。

アクセシビリティー機能に対する Sun のコミットメントについては、http://sun.com/access を参照してください。

関連マニュアル

Application Server Enterprise Edition 8.1 Update 2 製品には、http://docs.sun.com/app/docs/coll/1310.1 に掲載されているマニュアルのセット全体が含まれています。

次の表に、Application Server Enterprise Edition 8.1 のマニュアルセットに含まれるものを要約して示します。

表 1–2 マニュアルセットの内容

マニュアル名 

説明 

Documentation Center

1 か所で Application Server のすべてのトピックにアクセスできる場所。 

クイックスタートガイド

Sun Java System Application Server 製品を使い始めるための入門ガイド。 

Installation Guide1

Sun Java System Application Server ソフトウェアとそのコンポーネントのインストール。 

配備計画ガイド

最適な方法で確実に Sun Java System Application Server を導入するための、システムニーズや企業ニーズの分析。Application Server を配備する場合に注意する必要がある一般的な問題と懸案事項についても解説します。 

開発者ガイド

Sun Java System Application Server 上で動作することを目的とし、J2EE コンポーネントおよび API のオープン Java スタンダードモデルに準拠した、Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE™ プラットフォーム) アプリケーションの作成と実装。開発ツール、セキュリティー、アセンブリ、配備、デバッグ、ライフサイクルモジュールの作成などについての全般的な情報も提供します。 

J2EE 1.4 Tutorial

J2EE アプリケーションを開発するための J2EE 1.4 プラットフォームテクノロジおよび API の使用と、それらアプリケーションの Sun Java System Application Server への配備。 

管理ガイド

Sun Java System Application Server サブシステムおよびコンポーネントの、管理コンソールからの設定、管理、および配備。 

高可用性 (HA) 管理ガイド

高可用性データベースのための、インストール後の設定と管理に関する解説。 

Administration Reference

Sun Java System Application Server 設定ファイル domain.xml の編集。

アップグレードと移行

新しい Sun Java System Application Server プログラミングモデルへのアプリケーションの移行 (特に Application Server 6.x または 7 からの移行)。このマニュアルでは、製品リリース間の相違点と、製品仕様との不一致を招く可能性のある設定オプションについても説明します。 

パフォーマンスチューニングガイド

パフォーマンスを改善するための Sun Java System Application Server のチューニング。 

トラブルシューティングガイド

Sun Java System Application Server におけるトラブルの解決。 

Error Message Reference

Sun Java System Application Server のエラーメッセージの解決。 

リファレンスマニュアル

Sun Java System Application Server で使用できるユーティリティーコマンド。マニュアルページのスタイルで記述されています。asadmin コマンド行インタフェースも含みます。

1 Application Server の『Installation Guide』は、Application Server のスタンドアロンインストールのために用意されています。

問題の報告とフィードバックの方法

Sun Java System Application Server で問題が発生した場合は、次のいずれかの方法でカスタマーサポートにお問い合わせください。

コメントをお寄せください

弊社では、マニュアルの改善に努めており、お客様からのコメントおよびご忠告をお受けしております。

http://docs.sun.com にアクセスして「コメントの送信」をクリックしてください。このオンラインフォームでは、マニュアルのタイトルと Part No. もご記入ください。Part No. は、7 桁か 9 桁の番号で、マニュアルのタイトルページまたは最初のページに記載されています。たとえば、このマニュアルの場合、タイトルは『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 リリースノート』、Part No. は 819-4905 です。

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