プログラミングユーティリティ

隠れた依存関係を make にレポートする

たとえば、.so を要求して、troff ドキュメントにインクルードされているソースファイルをトレースする必要があるなどの場合は、隠れた依存関係を処理するコマンドを記述する必要があります。.KEEP_STATE が有効な場合は、make は環境変数 SUNPRO_DEPENDENCIES を次のように設定します。

SUNPRO_DEPENDENCIES='report-file target'

コマンドが終了すると、make はファイルが作成されたかどうかを調べ、作成されていれば、そのファイルを読み取り、報告された依存関係を以下の形式で .make.state に書き込みます。

target:dependency ...

ここで、target は環境変数に指定されているものと同じです。