Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)

Portal Server Secure Remote Access の起動と停止

Portal Server の Secure Remote Access コンポーネントにはブラウザ用にセキュリティー保護されたリモートアクセスが備わっているため、リモートデバイスの Java テクノロジ対応ブラウザから、ポータルのコンテンツやサービスにアクセスすることができます。ゲートウェイコンポーネントは、リモートユーザーごとにインタフェースを確立して、内部の Web サーバーとアプリケーションサーバーからのコンテンツを安全に配信します。Portal Server Secure Remote Access は、Portal Server と、Access Manager または Access Manager SDK に依存しています。

ProcedurePortal Server Secure Remote Access ゲートウェイの起動

手順
  1. ゲートウェイコンポーネントをインストールし必要なプロファイルを作成したあとに、次のコマンドを実行してゲートウェイを起動します。


    /gateway-install-root/SUNWps/bin/gateway -n default start

    default は、インストール時に作成されたデフォルトのゲートウェイプロファイルです。あとで独自に新しいプロファイルを作成し、そのプロファイルを指定してゲートウェイを再起動することもできます。

  2. 次のコマンドを実行して、指定したポートでゲートウェイが動作しているかどうかをチェックします。


    netstat -a | grep port-number

    デフォルトのゲートウェイポートは 443 です。

ProcedurePortal Server Secure Remote Access ゲートウェイの停止

手順
  1. 次のコマンドを入力してゲートウェイを停止します。


    /gateway-install-root/SUNWps/bin/gateway stop

    このコマンドを実行すると、指定したホスト上で動作中のすべてのゲートウェイインスタンスが停止します。

  2. 次のコマンドを実行して、指定したポートでゲートウェイが動作していないかチェックします。


    /usr/bin/ps -ef | entsys