インストーラを起動する前に、この項で説明する問題を確認します。
Java ES をインストールする前に、システム内のホストがハードウェアとオペレーティングシステムの最小要件を満たしていることを確認します。サポートされているプラットフォーム、ソフトウェア要件、およびハードウェア要件に関する最新情報については、『Sun Java Enterprise System 2005Q4 リリースノート』の「ハードウェアおよびソフトウェアの要件」を参照してください。
ホストに実装されているオペレーティングシステムが Java ES の要件を満たしていないことが判明した場合、インストーラは処理を中断します。インストール前に、この問題を解決する必要があります。
Java ES ソフトウェアをインストールするには、root としてログインするか、スーパーユーザーになる必要があります。
選択したコンポーネントが必要とするメモリーとディスク容量が十分であるかどうかについて、インストーラはホストを検証します。
ホストのメモリーが Java ES の要件を満たしていないことが判明した場合、インストーラは警告メッセージを表示します。インストールは続行可能です。
ホストのディスク容量が不足している場合は、インストーラは処理を中断します。この問題を解決してからインストールを再開する必要があります。
Solaris 10 の非大域ゾーンにインストールする場合には、メモリーチェックは実行されません。
Linux 上で Portal Server をインストールおよび設定するには、インストーラが /bin/ksh の Korn Shell にアクセスできる必要があります。ホストに Korn Shell がインストールされていない場合、次のコマンドを実行して Korn Shell を取得することができます。
up2date pdksh