Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)

Directory Server のアンインストール動作

表 8–8 Directory Server のアンインストールの詳細

項目 

詳細 

設定データとユーザーデータ 

設定ディレクトリをホストする Directory Server をアンインストールする場合、設定ディレクトリの情報はアンインストール時に削除されます。ユーザーデータをホストする Directory Server をアンインストールする場合、Directory Server の LDAP データベースはアンインストール時に削除されます。 

注: データの損失を避けるために、アンインストール前に Directory Server 情報をバックアップする必要があります。Directory Server には、Directory Server をバックアップしたり、設定データを移行したりするためのツールやユーティリティーが、いくつか用意されています。詳細については、Directory Server のマニュアル (http://docs.sun.com/coll/DirectoryServer_05q4_ja) を参照してください。

注: o=NetscapeRoot サフィックスの下にある、設定情報を含む設定ディレクトリをアンインストールする場合、警告は出力されません。その他のディレクトリの設定情報も含む中央の設定ディレクトリをアンインストールすると、アンインストール後にそれらのディレクトリを管理できなくなります。

依存 

なし 

このインストールを必要とする製品 

  • 管理サーバー

  • Calendar Server

  • Directory Proxy Server

  • Access Manager

  • Instant Messaging

  • Messaging Server

  • Portal Server

  • Communications Express

アンインストール前の作業 

  • 必要に応じて Directory Server の設定ディレクトリと Directory Server LDAP データベースのバックアップを行います。

  • 設定ディレクトリをホストする Directory Server インスタンスが稼働していることを確認し、管理者ユーザー ID とパスワードを指定できるように準備します。

アンインストール後の作業 

Directory Server のアンインストールでは、残りのファイルとディレクトリの手動削除が必要となる場合があります。