Sun JavaTM Enterprise System (Java ES) を正常に稼働させるには、ビジネスニーズの分析、ソリューションの設計、ソフトウェアのインストール、ソフトウェアの設定、および配備したシステムの運用など、多くのタスクを実行する必要があります。ビジネスに対する的確なソリューションの設計が重要です。必要なタスクを正しい順序で実行することも重要です。その助けとして、実行する必要のあるタスクは、Java ES ソリューションライフサイクルに編成されています。
Java ES ソリューションライフサイクルを図 1 に示します。ライフサイクル図には、段階と呼ばれる、「ビジネス分析」などの主要なカテゴリがあります。それぞれの段階の中には、「ビジネス要件」などのタスクの一覧があります。ソリューションライフサイクルの段階とタスクに従って、独自の Java ES ソリューションの設計、配備を行い、使用します。
Java ES のマニュアルは、ソリューションライフサイクルに従っています。図 1 に示されるそれぞれの段階およびタスクは、マニュアルでサポートしています。
この Java ES ドキュメントロードマップにより、ライフサイクルの段階とタスクをサポートするマニュアルを特定できます。このドキュメントロードマップは、次の項で構成されています。
「ビジネス分析」の項では、ビジネス分析をサポートするマニュアルの一覧を示します。
「技術要件」の項では、技術要件の開発をサポートするマニュアルの一覧を示します。
「論理設計」の項では、Java ES ソリューションの論理設計の開発をサポートするマニュアルの一覧を示します。
「配備設計」の項では、論理設計から配備設計への拡張をサポートするマニュアルの一覧を示します。
「配備の実装」の項では、配備設計の実装をサポートするマニュアルの一覧を示します。
「運用」の項では、Java ES ソリューションの通常の運用をサポートするマニュアルの一覧を示します。
「Java Enterprise System のマニュアルセット」の項は、http://docs.sun.com のサイトで Java ES のマニュアルがどのように編成されているかを説明します。
このロードマップを利用するには、関心のあるライフサイクルの段階について説明されている項に進んでください。その項で、ライフサイクルの該当する段階とその段階に含まれるタスクをサポートする Java ES のマニュアルの一覧が示されています。
このタスクについて参照する情報 |
参照するマニュアル |
参照する章 |
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ビジネス分析一般 |
第 1 章「Java Enterprise System の概要」および第 4 章「Java Enterprise System ソリューションのライフサイクルの作業」では、Java ES ソリューションの開発に関連したビジネス分析について説明します。 |
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第 1 章「配備計画について」では、Java ES ソリューションの開発に関連したビジネス分析について説明します。 |
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『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Deployment Planning Guide』 |
第 1 部「配備計画の概要」は、Communications Services に関連するソリューションのビジネス分析の実行に役立ちます。 |
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ビジネス要件 |
第 2 章「ビジネス要件の定義」では、Java ES ソリューションのビジネス要件について、詳細に説明します。 |
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『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Deployment Planning Guide』 |
第 1 章「Communications Services の要件の分析」では、通信サービスに対するビジネスニーズの分析について説明します。 |
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『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Deployment Planning Guide』 |
第 2 章「Access Manager のためのビジネス分析」では、Access Manager に特有のいくつかの問題について説明します。 |
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『Sun Java System Portal Server 6 2005Q4 Deployment Planning Guide』 |
第 3 章「ビジネス要件と技術要件の特定と評価」では、 Portal Server および Portal Server Secure Remote Access に固有のいくつかの問題について説明します。 |
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ビジネス上の制約 |
第 2 章「ビジネス上の制約の定義」では、Java ES ソリューションのビジネス上の制約について、詳細に説明します。 |
このタスクについて参照する情報 |
参照するマニュアル |
参照する章 |
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技術要件一般 |
第 1 章「Java Enterprise System の概要」および第 4 章「Java Enterprise System ソリューションのライフサイクルの作業」では、Java ES ソリューションの開発に関連した技術要件について説明します。 |
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第 1 章「配備計画について」では、Java ES ソリューションの開発に関連した技術要件について説明します。 |
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ユースケースの分析 |
第 3 章「ユースケース」では、ユースケースの分析について詳細に説明します。 |
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使用パターンの分析 |
第 3 章「使用パターンの分析」では、使用パターンの分析について詳細に説明します。 |
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サービス品質の要件 |
第 3 章「サービス品質要件」では、サービス品質の要件について詳細に説明します。 |
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『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Deployment Planning Guide』 |
第 3 章「製品の要件と考慮事項について」では、通信サービスのサービス品質特有の問題について説明します。 |
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『Sun Java System Portal Server 6 2005Q4 Deployment Planning Guide』 |
第 3 章「ビジネス要件と技術要件の特定と評価」では、 Portal Server および Portal Server Secure Remote Access に固有のいくつかの問題について説明します。 |
このタスクについて参照する情報 |
参照するマニュアル |
参照する章 |
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論理設計一般 |
第 1 章「Java Enterprise System の概要」および第 4 章「Java Enterprise System ソリューションのライフサイクルの作業」では、Java ES ソリューションの開発に関連した技術要件について説明します。 第 2 章「Java Enterprise System アーキテクチャーのフレームワーク」では、Java ES ソリューションのアーキテクチャーについての考え方を説明します。 |
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論理アーキテクチャー |
第 4 章「論理アーキテクチャーの設計」では、論理アーキテクチャーの開発について詳細に説明します。 |
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配備例 |
『Sun Java Enterprise System 2005Q4 配備計画ガイド』の「配備シナリオ」では、配備例の開発について詳細に説明します。 |
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『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Deployment Planning Guide』 |
第 3 章「製品の要件と考慮事項について」および第 5 章「Communications Services 論理アーキテクチャーの開発」では、通信サービスの特定の考慮事項について説明します。 |
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『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Deployment Planning Guide』 |
第 4 章「Access Manager を使用する場合の論理設計」では、Access Manager に特有のいくつかの問題について説明します。 |
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『Sun Java System Portal Server 6 2005Q4 Deployment Planning Guide』 |
第 1 章「Portal Server のアーキテクチャー」では、Portal Server およ び Portal Server Secure Remote Access に固有のいくつかの問題について説明します。 |
Java ES のマニュアルは、http://docs.sun.com のサイトで次のマニュアルコレクションに編成されています。
Java Enterprise System コレクション (http://docs.sun.com/coll/1286.1)。このコレクションには、システム全体について説明するマニュアルが含まれます。このコレクションは、表 7 で最初に表示されます。このコレクションに含まれるすべてのマニュアルの一覧が示されています。
コンポーネントのコレクション。それぞれの Java ES コンポーネントにはマニュアルコレクションがあり、コンポーネントについて詳細に説明するマニュアルが含まれます。表 7 には、Java Enterprise System コレクションの後に、コンポーネントコレクションの一覧がアルファベット順に示されています。コンポーネントコレクションの中には、大きいため、最重要のマニュアルだけが一覧表示されているものがあります。
表 7 に示すマニュアルは、言語によっては翻訳版が存在しない可能性があります。翻訳の方針は次のとおりです。
すべてのマニュアルは英語で利用できます。
Java ES とすべてのコンポーネントのリリースノートは、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、中国語、韓国語で利用できます。
Java ES コレクションのマニュアルは、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、中国語、韓国語で利用できます。
コンポーネントのインストールガイドは、英語、日本語、中国語、韓国語で利用できます。
すべてのコンポーネントの配備ガイドは、英語および日本語で利用できます。
コンポーネントの管理ガイドは、英語、日本語、中国語、韓国語で利用できます。
Sun ではマニュアルの品質向上のため、お客様のご意見、ご要望をお受けしております。
コメントを送付するには、http://docs.sun.com から「コメントの送信」をクリックします。オンラインフォームに、マニュアルの名称と Part No. をご記入ください。Part No. は、マニュアルのタイトルページまたは最上部に記載されている 7 桁または 9 桁の番号です。たとえば、このマニュアルの Part No. は、819-3414 です。