このリリースノートには、Sun JavaTM Enterprise System (Java ES) 2005Q4 がリリースされた時点で入手可能な重要な情報が記載されています。既知の制限事項と問題点、技術情報、およびその他の情報が記載されています。インストールと操作についての全体的な理解を深めるため、Java Enterprise System の使用を開始する前にこのリリースノートをお読みください。Java Enterprise System 4 を構成する個々のアプリケーションに関連したコンポーネントレベルのリリースノートもお読みになることを強くお勧めします。システムレベルのリリースノート (本書) では Java Enterprise System 4 に影響する主な問題点を網羅し、コンポーネントレベルのリリースノートではアプリケーションに関する問題を詳細に記述しています。
このリリースノートとシステムマニュアルの最新版は、Java Enterprise System マニュアルの Web サイト http://docs.sun.com/coll/1286.1 で参照できます。ソフトウェアをインストールおよび設定する前、およびその後もこの Web サイトを定期的にチェックして、最新のリリースノートと製品マニュアルを確認してください。
このリリースノートで紹介されているサードパーティーの Web サイトを参照すると、追加および関連情報を入手できます。
Sun は、このリリースノートに記載されたサードパーティーの Web サイトの有効性および有用性に関して責任を負いません。Sun は、これらのサイトまたはリソースで利用可能な内容、広告、製品、他の資料に関し、それらを保証することも、責任や義務を負うこともありません。Sun は、これらのサイトやリソースで利用可能な内容、製品、またはサービスを使用または信頼することに起因するいかなる直接的または間接的な損害についても責任を負いません。
このリリースノートでは、次のトピックについて説明します。
すべてのコンポーネント固有の情報は、各コンポーネントのリリースノートに記載されています。以下のコンポーネントのリリースノートは、次の場所で参照できます。
Sun Java System Access Manager 7 2005Q4
Sun Java System Administration Server 5 2005Q4
Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 Update 2
Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4
Communication Express 6
Communication Services 2005Q4
Sun Java System Directory Proxy Server 5 2005Q4
Sun Java System Directory Server 5.2 2005Q4
Sun Java System Instant Messaging 7 2005Q4
Sun Java System Message Queue 3 2005Q4, Enterprise Edition
Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4
Sun Java System Portal Server 6 2005Q4
Service Registry 2005Q4
SOA Registry 3.0
Sun Cluster 3.1U4
Sun Java System Web Server 6.1 2005Q4
Sun Java System Web Proxy Server 4.0.1 2005Q4
バージョン |
日付 |
変更内容 |
---|---|---|
13 |
2005 年 11 月 |
問題 6300530 を 「このリリースで修正されたインストールのバグ」に追加しました。「ディストリビューション CD のコンポーネント配置の変更」の節を追加しました。Application Server のバージョンに対する参照を訂正し、8.1 2005Q4 を 8.1 2005Q2 Update 2 に変更しました。 |
12 |
2005 年 10 月 |
問題 6330966 のドキュメントを削除しました。これは、バージョン 11 で誤って追加されたものです。 |
11 |
2005 年 10 月 |
問題 6330966 および 6223676 のドキュメントを追加しました。 |
10 |
2005 年 10 月 |
リリース版。 |
05 |
2005 年 6 月 |
ベータ版。 |
ここでは、Java ES 2005Q4 の新機能を一覧で示します。お客様にとってより価値あるものとするために、Sun は既存の製品に拡張機能を追加しました。次に示す製品が、完全サポートで Java Enterprise System ライセンスに追加されました。これらの製品は 、その他の Java Enterprise システム製品群と同様に、系統立てられた機能で保守されます。
Sun Cluster Geographic Edition 3.1 — 新規
Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 — 更新
Sun Java System Web Proxy Server 4.0.1 2005Q4 — 更新
Service Registry 3 2005Q4 — 新規
ここでは、Java ES 2005Q4 に対する現行の OS およびブラウザのサポートを示します。
Solaris の最小インストールは Java ES 4 ではサポートされていません。Java ES 2005Q4 の実行が許可されている必須 OS インストールの中で、次の 1、2、および 3 だけが Java ES 2005Q4 インストールの実行を許可されています。
1) 全体インストールと OEM
2) 全体インストール
3) 開発者インストール
4) エンドユーザーインストール
5) コアインストール
オペレーティングシステム:
SPARCTM プラットフォーム用 Solaris 8 オペレーティングシステム (Solaris OS)
Solaris 9 SPARC および x86
ゾーンサポートを含む Solaris 10 SPARC および x86。「疎」なファイルシステムのローカルゾーンへのインストールはサポートされていません。
Linux Red Hat WS/AS/ES 2.1 U2 および Linux Red Hat WS/AS/ES 3.0 U1
サポートされているブラウザ:
NestscapeTM 7.0
Netscape 6.2.1 (Red Hat AS 2.1、SuSE 8.1)
Internet Explorer 6.0 (Windows XP Professional)
Internet Explorer 6.0 (Sun Linux Red Hat、SuSE 8.1)
Internet Explorer 5.5 SP2 (Windows 2000)
Internet Explorer 5.5 SP2 (Sun Linux Red Hat 8.0、SuSE 8.1)
Mozilla 1.7 (Solaris 10 OS に組み込まれているものと同じバージョン)
Solaris 8 および RedHat 2.1 用 Java Enterprise System の新規バージョンは、今回の出荷で最後のリリースとなるので注意してください。Java Enterprise System の次期リリースでは、Solaris 9 と 10 (x86 および SPARC) および RedHat 3 と 4 をサポートする予定です。これにより、次期リリース出荷日より前にリリースした Java Enterprise System のサポート期間に影響することはありません。新規バージョンの Solaris および RedHat への移行計画を開始することをお勧めします。
本製品の公開以降にリリースされたアクセシビリティー機能をご利用になるには、Sun より米国リハビリテーション法 508 条に関する製品評価資料を入手し、アクセシビリティーのソリューションを配備するのに最適なバージョンがどれかを調べてお決めください。アプリケーションの更新バージョンは、次のサイトに示されます。
アクセシビリティーへの Sun の取り組みについては、次の URL をご覧ください。
Java Enterprise System は、Sun Microsystems の Java 2 Platform Standard Edition (J2SETM platform) 1.5_04 での動作が保証されています。
Java Enterprise System 2005Q4 には、適切なバージョンの J2SE が組み込まれています。
Java ES 4 でサポートされている J2SE のバージョンおよびそのインストール方法の詳細については、 『Sun Java Enterprise System 2005Q4 アップグレードガイド』を参照してください。
Sun Cluster ソフトウェアおよび Sun Cluster Agents は Linux では使用できない。
Sun Cluster ソフトウェアのアップグレードはサポートされない。
HA Sun Java System Application Server は Application Server 8 2005Q4 をサポートしない。
HA Sun Java System Application Server EE は Application Server 8.1 Enterprise Edition 2005Q2 Update 2 をサポートしない。
Sun Java System インストーラを使用して Sun Java System Communications Services Delegated Administrator 2005Q4 をインストールした後に、Delegated Administrator の最新パッチをダウンロードしてインストールすることをお勧めします。
にアクセスし、“Patches” または “Patch Portal” のいずれかを選択してください。Delegated Administrator の現行パッチ番号は次のとおりです。
Solaris 119777
x86 119778
Linux 119779
以下のコンポーネントは、Solaris ディストリビューションの CD 1 から CD 2 に移動されました。
Access Manager
Calendar Server
Portal Server
この変更のため、これらのコンポーネントを Solaris にインストールするには、今後は両方の CD を使用する必要があります。
特定コンポーネントのパッチ情報については、「コンポーネントのリリースノート」 を参照してください。
また、SunSolve ページ http://sunsolve.sun.com にもアクセスしてください。「Patch Portal」にナビゲートします。「Recommended Patch Clusters」をクリックして、「Java Enterprise System Component Patches」を選択します。パッチを検索する製品を見つけたら、その製品リンクをクリックします。
コンポーネント固有のパッチの場合は、次のサイトにアクセスします。
また、Java ES 2005Q4 をインストールまたはアップグレードする前に、推奨されているすべての Cluster パッチを適用してください。これは Solaris OS 8、9、および 10 に適用されます。Cluster パッチを適用することにより、Java ES 2004Q2 または Java ES 2005Q1 から引き継がれてきた可能性のある Solaris 8 または Solaris 9 情報がすべて置き換えられます。
現時点の予定では、Solaris 8 用 Java Enterprise System の新規バージョンの出荷は 2005 年 6 月 30 日 以降中止されます。これにより、2005 年 6 月 30 日以前に出荷された Java Enterprise System のサポート期間に影響することはありません。Solaris 8 上で Java Enterprise System を実行している場合は、移行計画を開始することをお勧めします。
オペレーティングシステム |
ディスク容量 |
RAM |
---|---|---|
Solaris OS SPARC (Ultra Enterprise 250) |
6096M バイト |
4196M バイト以上 |
Solaris OS x86 (Intel Pentium P4 1GHz / AMD Opteron 248 (/ Sun v20/40/60z)) |
6096M バイト |
4196M バイト以上 |
Linux (Intel Pentium P4 1GHz / AMD Opteron 248 (/ Sun v20/40/60z)) |
6096M バイト |
4196M バイト以上 |
次の表に、Java ES 2005Q4 を構成する各種コンポーネントのディスクインストールおよび RAM 要件を示します。
表 4 コンポーネントのディスクインストール領域と RAM 要件
コンポーネント |
インストールに必要な最小ディスク容量 |
インストールに必要な RAM 要件 |
---|---|---|
Access Manager |
Access Manager および関連アプリケーション用に 512M バイトのディスク容量 |
初期テスト用に 512M バイトの RAM。スレッド、Access Manager SDK、HTTP サーバー、およびその他の内部処理用に 1G バイト。 |
Administration Server |
バイナリ用に 50M バイトのディスク容量。デフォルトでは、ほとんどのバイナリは /usr にあります。管理サーバーでは、データのために必要なディスク容量はなく、ログのために必要なディスク容量は限定的です。デフォルトでは、ログおよびデータベースは /var/opt にあります。 |
512M バイトの RAM |
Application Server |
Sun Java System Studio を使用する場合: 500M バイトのディスク容量 |
512M バイトの RAM |
Calendar Server |
本稼働配備用に 1G バイトまたは評価用に 500M バイトのディスク容量 |
本稼働用に 256M バイト 〜 1G バイトの RAM または評価用に 128M バイトの RAM |
Directory Server |
バイナリ用に 200M バイトのディスク容量。デフォルトでは、ほとんどのバイナリは /usr にあります。評価設定のログおよびデータベース用に 1.2G バイトのディスク容量。デフォルトでは、ログおよびデータベースは /var/opt にあります。最大 25,000 エントリで構成され、写真などのバイナリ属性を含まない本稼動への試験配備の場合は、さらに 4G バイト。 |
512M バイトの RAM |
Directory Proxy Server |
300M バイトのディスク容量 |
256M バイト RAM |
Instant Messaging |
300M バイトのディスク容量 |
256M バイト RAM |
Messaging Server |
本稼働配備用に 1G バイトまたは評価インストール用に 500M バイト サイトのサイズに応じ、メッセージストア、データベース設定ディレクトリ、ログファイル用の十分な容量が必要。 |
本稼働システム用に 1G バイトの RAM または評価インストール用に 256 M バイトの RAM。 |
Message Queue |
30M バイトのディスク容量 |
256M バイト RAM |
Portal Server、Portal Server SRA |
1G バイトのディスク容量 |
本稼働配備用に 1.2G バイトまたは評価用に 512M バイトの RAM。 |
Service Registry |
最小ディスク容量は 50M バイトだが、120M バイトを推奨。 |
最小 RAM は 1G バイトだが、2G バイトを推奨。 |
Sun Cluster ソフトウェア (ノードごと) |
スワップスペース用に 512M バイトのディスク容量、/globaldevices パーティション用に 512M バイト、および Volume Manager 用に 20M バイト |
128M バイトの RAM およびノードの通常メモリー要件の 10 パーセント。 |
Web Proxy Server |
512M バイトのディスク容量 |
512M バイトの RAM |
Web Server |
256M バイトのディスク容量 |
64M バイトの RAM |
ディスク容量および RAM 要件の詳細は、各コンポーネントのリリースノートを参照してください。
Java ES 2005Q4 のインストールを実行する前に注意すべき重要な情報として、Java ES 2005Q4 CR の問題点を次に示します。また、Java ES 2005Q4 をインストールまたはアップグレードする前に、推奨されているすべての Cluster パッチを適用してください。これは Solaris OS 8、9、および 10 に適用されます。
「製品ライセンスが評価版である場合、Java ES 2005Q4 インストーラにはクエリーを実行するメカニズムが必要である (6265136)」
「Portal Server のインストールおよびアンインストールが、ハングアップしているように見える (5106639)」
コンポーネントレベルの互換性情報の詳細については、次の各コンポーネントレベルのリリースノートを参照してください。
『Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 リリースノート』:『Sun Java System Communications Services 2005Q4 Release Notes』の「Compatibility Issues」。
『Sun Java System Messaging Server 2005Q4 リリースノート』:『Sun Java System Communications Services 2005Q4 Release Notes』の「Compatibility Issues」。
『Sun Java Instant Messaging 7 2005Q4 リリースノート』:『Sun Java System Communications Services 2005Q4 Release Notes』の「Compatibility Issues」。
『Sun Java Communications Services Delegated Administrator 6 2005Q4 リリースノート』: 『Sun Java System Communications Services 2005Q4 Release Notes』の「Compatibility Issues」。
『Sun Java System Connector for Microsoft Outlook 7 リリースノート』:『Sun Java System Communications Services 2005Q4 Release Notes』の「Compatibility Issues」。
『Sun Java System Portal Server 6 2005Q4 Release Notes』。
『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 Release Notes』。
『Service Registry 3 2005Q4 Release Notes』。
次の表に、Java ES 2005Q4 コンポーネントにおける互換性の問題の一部を示します。具体的な情報については、上記のリンクを使用して、該当するコンポーネントレベルのリリースノートにアクセスしてください。
コンポーネント |
問題点 |
---|---|
Access Manager 7 2005Q4 |
リリース 4 Access Manager の新機能には、新しいインタフェースがいくつか含まれています。Access Manager を拡張 (レルム) モードで実行するよう設定することにより、Access Manager による新規インタフェースのサポートは有効になります。しかし、レルムモードには、それ以前の Java ES 2005Q1 または 2004Q2 の Access Manager との互換性がありません。そのため、レルムモード操作をサポートするには、ディレクトリデータを移行することなどが必要となります。拡張 Access Manager サービスをサポートするために、拡張 Access Manager Console も必要です。また、レルムモードは Portal Server、Communications Express、Messaging Server などの Java ES コンポーネントをサポートしていません。下位互換性をサポートするために、リリース 4 Access Manager を旧バージョンモードで実行するよう設定できます。 Access Manager ポリシーエージェントだけでなく、他の Java ES コンポーネントをサポートするためにも、旧バージョンモードは必要です。現在 Access Manager ポリシーエージェントはレルムモードの Access Manager と相互運用することができません。この互換性がないということは、アップグレードする場合に考慮すべき重要な点です。また、ほとんどの Java ES 配備システムにおいては、Access Manager をリリース 4 の旧バージョンモードにアップグレードするべきであることをも意味します。
|
Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 |
これまでのリリースと同様、asaadmin コマンドの —secure と —s オプションの動作は同じではありません。詳細な解決方法および CR 6296862 については、製品のリリースノートを参照してください。 また、Application Server 7 は J2SE 5.0 では動作しません。詳細な情報および CR 6203688 については、製品のリリースノートを参照してください。 |
Communications Express Java ES 2005Q4 |
Java ES 2005Q4 Communications Express のユーザーインタフェース (UI) に互換性の問題が見つかっています。 Java ES 42005Q4: イベントの開始時刻と終了時刻を指定する必要があります。 Java ES 2005Q1: イベントの開始時刻と持続期間を指定する必要があります。 |
Communications Services Delegated Administrator 6 2005Q4 |
このコンポーネントには 2 つの問題があります。 (1) Access Manager のインストールタイプが、レルムモードと旧バージョンモードの 2 種類になりました。旧バージョンモードがデフォルトです。 (2) Delegated Administrator をバージョン 6 2005Q4 (Java ES リリース 4) にアップグレードせずに、Access Manager をバージョン 6.x から 7.0 (Java ES リリース 4) にアップグレードした場合。Delegated Administrator コンソールまたはユーティリティーで、メールまたはカレンダサービスからユーザーを作成しようとすると失敗します。詳細な解決方法については、リリースノートを参照してください。 |
Message Queue 3 2005Q1 (3.6) |
インタフェースの安定性: Sun Java Message Queue では多くのインタフェースが使用されており、そのおかげで管理者は作業を自動化することができます。『Message Queue 管理ガイド』付録 B では、それらのインタフェースが安定性に応じて分類されています。安定性に優れるインタフェースほど、製品の後継バージョンで変更される可能性は低くなります。 廃止予定のパスワードオプション: 次のオプションは、セキュリティー上の理由により廃止されることになりました。 -p -password -dbpassword -ldappassword JDK 1.3 クライアントサポート (Solaris および Linux プラットフォーム): 次のパッケージには、JDK 1.3 上でのクライアント開発と配備で JNDI と JSSE をサポートするために使用する jar ファイルが含まれています。パッケージは Message Queue Platform Edition だけに同梱されます。また、将来のリリースでこれらのパッケージは提供されなくなり、現在でもデフォルトではインストールされません。パッケージは次のとおりです。 SUNQiqsup— Solaris プラットフォーム sun-mq-sup— Linux プラットフォーム |
Messaging Server 6 2005Q4 |
ユーザー管理コンソールは、Java ES 2005Q1 (Linux) 上の Messaging Server 6 2005Q4 に対して動作しません。管理コンソールをオープンした場合、それ以外の製品コンポーネントの開始および停止を管理できます。しかし、Messaging Server を選択すると、管理コンソールからは Messaging Server 6 の新規ウィンドウがオープンしません。解決方法については、リリースノートを参照してください。 |
Java ES 2005Q4 インストーラ |
Java ES 2005Q4 インストーラには、Web コンテナの選択に関連した新しいアラートが提供されています。次に示す各コンポーネントの場合、Java ES Web コンテナをインストールするか、またはすでにインストール済みで互換性のある Web コンテナを使用することができます。Java ES 2004Q2 または Java ES 2005Q1 では、このアラートは表示されません。 - Sun Java System Web Server 6.1 SP5 2005Q4 - Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 Update 2 - このシステムに以前にインストールされた互換性のある Web コンテナ |
Instant Messaging 7 2005Q4 |
管理者が Instant Messaging Server を Java ES 2004Q2 から Java ES 2005Q1 または Java ES 2005Q4 にアップグレードしないときに、この問題が生じます。詳細については、「デフォルトファクトリが Java ES 2004Q2 と Java ES 2005Q1 とで異なっている (6200472)」 を参照してください。また、Java ES 2004Q2 システムのすべての共有コンポーネントを Java ES 2005Q4 Instant Messenger にアップグレードした後に、マルチプレクサが例外をスローします。最新の解決方法については、製品のリリースノートを参照してください。基本的に、Java ES 2004Q2 Instant Messaging には Java ES 2005Q4 共有コンポーネントとの互換性がありません。 |
Portal Server 6 2005Q4 |
次の表に、Java Enterprise System 2005Q4 で修正されたバグを示します。表記されていないコンポーネントについては、2005Q4 で修正されたバグはありません。
表 5 このリリースで修正されたバグ
バグ番号 |
説明 |
---|---|
インストールに関するさまざまな問題 | |
6225803、6225809 |
複数のバージョンの comm_dssetup.pl が存在する |
6210690 |
Sun Cluster HA 環境では、Directory Server および Messaging Server、およびそれぞれ対応する管理サーバーをインストールできない |
6182249 |
インストーラが X11 ウィンドウサーバーに接続できない場合、サイレントインストールが失敗する |
6174538 |
Solaris 10 上で、いくつかの共有パッケージが インストールされない |
5103675 |
管理サーバーのインストール時に、GUI インストーラで FQDN の入力が求められない |
5020621 |
CD インストール中に、パスワードが画面に表示される |
Access Manager インストール | |
5045612 |
既存のコンソールのプロトコルを入力できない |
5048518 |
Web Server 上でインスタンスを作成すると例外がスローされる |
Application Server インストール | |
5110257 |
以前のバージョンの Application Server がシステムに存在する場合、インストールが失敗する |
6300530 |
Web Server もインストールしないと Application Server 負荷分散プラグインをインストールできない |
Messaging Server 設定 | |
6206104 |
不正な store.sub を修正するためにツールが必要である。 |
6199714 |
不在返信テキストが保存時に壊れてしまう。ハードリターンが保持されない |
Messenger Express/Communications Express | |
6196347 |
添付の保存が機能しない |
6192219 |
Regression: 自動スペルチェックが削除された |
Delegated Administrator | |
6239311 |
全組織の「ドメイン状態」か「メールサービス状態」を変更すると、「ドメインのディスク制限容量」の値が失われる |
Portal Server | |
5106639 |
Portal Server のインストールと削除がハングしているように見える |
6304201 |
SRA のために amconsole CSS のルール更新が必要である。 |
6265800 |
アップグレード後に間違ったバージョンが表示される。 |
6186633 |
リモートサーバーとの接続が確立した後に (約 10 〜 15 秒後)、Netlet がクラッシュする。 |
6267944 |
アップグレード後に、Portal Server Secure Remote Access のバージョンが表示されない。 |
6267783 |
Portal Server へのログイン時に、情報量はあるが無用なページがユーザーに表示される。 |
6278810 |
ポータルをポート 443 上に配備できない。 |
6286949 |
ポータルが SSL 有効の場合に、pdeploy が失敗する。 |
5085361 |
Portal Server デスクトップが、SSL 終了を実行するロードバランサと正常に協調しない。 |
6285755 |
proxylet ルールウィンドウを呼び出し中に、ページにエラーが表示される。 |
6273080 |
匿名ポータルデスクトップの代わりに server.log のブランクページ例外を受け取る |
6211569 |
UWC アドレス帳チャネルがプロキシ認証と協調しない |
6229250 |
Portal Desktop 上で MS 連絡先にアクセスできない |
6254381 |
XMLProvider が正常に同期されない。 |
5082722 |
netlet ルールの上限は 30 個 |
6216175 |
UWC アドレス帳チャネルが失敗する (さらに 118540–09 以降が必要) |
6224122 |
アプレット署名証明書が期限切れになった |
6225341 |
MS 連絡先に対して proxy-auth が失敗する |
6229071 |
タブリンクの問題 |
6230844 |
アップグレード後に proxylet ルールを保存できない |
5101574 |
perftune が AS 8.1 に関して最新ではない |
6184747 |
メール、アドレス帳、およびカレンダのコンテキストにリセットオプションを提供する |
6189951 |
ポータルサービス管理コンソールで AS 8.1 マルチバイト文字が正しく表示されない。 |
6192579 |
アップグレード後にゲートウェイが開始しない。 |
6201701 |
プロキシレットをダウンロードした後、デスクトップページがダウンロードされない。 |
6207552 |
アップグレード後に、プロキシレット管理ウィンドウが以前とは違う表示になる。 |
6208239 |
承認されていないモバイルデスクトップにアクセス中に IllegalStateException が発生する。 |
6209451 |
アップグレード中に、ポータル Web アプリケーションの配備が失敗する。 |
6209931 |
アップグレード (6.3 から 6.3.1) 後に、ゲートウェイが開始しない。 |
6209932 |
psupgrade スクリプトが wcconfig の実行を不要なときに要求する。 |
6211208 |
ポータル製品名が誤って表示される。 |
6212866 |
psconfig に scrubds オプションを指定して実行した後、設定中にポータルサービスがロードされない。 |
6212868 |
psconfig に unconfigure を指定して実行した後、ポータルの再設定が失敗する。 |
6213441 |
perftune がパスワードを amtune に渡さない。 |
6214157 |
アップグレード後に、Java Web Start で netlet がロードされない。 |
6214602 |
Java ES 2004Q2 から Java ES 2005Q1 にアップグレード後に、netlet proxy が動作しない。 |
6214609 |
アップグレード後に、appserver 7.0 上で WSRP が正常に動作しない。 |
6216521 |
upgradePS スクリプトがポータルの配備に失敗する。 |
6218094 |
ゲートウェイが、デバッグオプションを指定したときにしか chroot モードで起動しない。 |
6218887 |
ポリシー評価がデスクトップで無効になる。 |
Portal Server SRA に関する問題点 | |
6215043 |
ポータルサーバー SRA 設定の対話型モードで配備に失敗する。 |
共有コンポーネントに関する問題点 | |
6195465 |
インストール後の設定変更により、SUNWcacaocfg について pkgchk が失敗する。 |
Sun Cluster インストール | |
5077985 |
JDMK および Common Agent Container パッケージが「scinstall —r 」で削除される。 |
49828710 |
SunPlex Manager インストールモジュールがサポートされていない |
6212471 |
Sun Cluster HA 管理サーバーエージェントを CD からインストールできない |
Web Proxy Server | |
6265163 |
Java ES 2005Q4: Web Proxy Server の再インストールが失敗する |
ローカライズに関する問題点 | |
6234120 |
Delegated Administrator: 「利用可能な言語」リストの機能が明確でない |
アンインストールに関する問題点 | |
4994462 |
Sun Cluster コンソールをアンインストールするとロケールパッケージが削除される |
Linux に関する問題点 | |
6197056 |
Web Server および Application Server のデフォルトのインストールディレクトリの誤り |
6199933 |
ライブラリの共有コンポーネントへのリンクの切断による、Directory Server のインストールに関する問題 |
6279422 |
libtermcap.so.2 がないため、Web Server の設定が Linux 上で失敗する。 |
6175419 |
Instant Messaging Server を別のセッションでインストールできない |
5010533 |
ユーザーがインストーラを終了しても、Directory Server と管理サーバーが動作を続行する |
5052226 |
正常にインストールされた後、インストーラの最後のページに Java 例外エラーが表示される |
5051946 |
インストーラが「ようこそ」ページを表示するのに 3、4 分かかる |
Java Enterprise System 2005Q4 のドキュメント更新および正誤表 | |
6234214 |
『Messaging Server リリースノート』のバグ ID の誤り |
6225803 |
『Messaging Server 管理ガイド』の comm_sssetup.pl に関する説明の誤り |
Java Enterprise System インストーラを使用したインストール処理に関連する情報を次に示します。
Java ES 2005Q4 インストーラは、ご使用のシステムへの Java 1.5_03 のインストールを行います。インストールを完了するために、Java の最新バージョンをダウンロードする必要はありません。
2 つのバージョンの Directory Server が Solaris 9 システムにインストールされます。Directory Server を開始または停止するときには、どのバージョンの Directory Server に対してなのかを、「5.2」などのように明示して指定する必要があります。この手順については、『インストールガイド』で説明されています。
また、Solaris オペレーティングシステムでは、Portal Server のログに問題があります (6267783)。インストーラがクラッシュしたり、インストールプロセスを中断した場合は、インストールプロセスを再開する前に/tmp/.jes_CaChE ディレクトリを削除します。
重要なこととして、インストーラで Gateway のサブコンポーネントだけを選択することはできないため、インストーラを使用して CLI モードで配備を実行することができないという問題があります。
解決方法: GUI モードでインストーラを使用します。
インストーラは、共有コンポーネントが評価コンポーネントかどうかをチェックし、実際に評価コンポーネントである場合には置き換えるべきです。
解決方法: インストールを開始する前に、ワークステーションに評価コンポーネントがインストールされていないことを確認します。
「Netlet プロキシ」パネルで、インストーラは有効である IP アドレスを受け入れず、有効な IP アドレスの入力を要求します。この問題は GUI モードでも発生します。
解決方法: /etc/hosts ファイルに正しい情報が含まれていることを確認します。
ゾーン内から CD スワップを使用した Java ES 2005Q4 インストールは失敗します。CD から非大域ゾーンへのインストールは、Java ES 2005Q4 ではサポートされていません。特に、ローカルゾーン上での Sun Cluster のインストールもサポートされていません。
インストールシステムの Solaris 9 アップデート 6 上にビルド 10 をインストールすると、アップデート 6 には適用されないパッチ (patch 117714–06) が要求されるため、インストールが失敗します。
解決方法: SUNWced および SUNWcedu パッケージをインストールします。
インストール後に実行する設定プログラムが、soar.war が配備されているディレクトリにローカリゼーションファイルをコピーしません。ローカリゼーションパッケージは /opt/SUNWsoar/webapps/WEB-INF の下にインストールされます。
解決方法: 設定プログラムのインストール対象を通常どおりに実行した後に、次のコマンドを入力して、ローカリゼーションパッケージをインストールすることができます。
ant —f build-install.xml install.l10n
解決方法: /opt/SUNWcomds/sbin にあるバージョンの comm_dssetup.pl だけを使用します。ほかのバージョンはすべて無視します。
Solaris 10 上で Messaging Server をインストールする場合、「hostname が完全指定ドメイン名ではない」というエラーが表示されます。Solaris 10 は IPv6 をサポートします。Ipnodes は hostname 解決パスにあります。
解決方法: /etc/hosts および /etc/inet/ipnodes ファイルに手動で FQDN を追加します。
/share が自動マウントディレクトリで何もマウントされていない場合、Sun Cluster Agent のインストール時にインストーラにより「/share に十分な容量がない」と通知されます。
解決方法: /share をマウント解除して、インストーラを再び実行します。
# umount /share
サイレントモードでインストーラを実行した場合、SUNWpr および SUNWtls がアップグレードされません。
解決方法: pkadd を使用して、Solaris オペレーティングシステムから手動でインストールします。
ログメッセージは常に有効であるとは限らないことに留意してください。たとえば、ある種のエラーが発生した後に、コンポーネント製品の (全部ではなく) 一部がインストールされていても「ソフトウェアがインストールされていません」というメッセージが表示されます。
Java ES アプリケーションのデータサービスの名前および説明で登場する「Sun ONE」という表現はすべて「Sun Java System」と読み替える必要があります。たとえば、「Sun ONE Application Server の Sun Cluster データサービス」は「Sun Java System Application Server の Sun Cluster データサービス」と読み替えます。
コンポーネント製品を選択すると、依存するコンポーネント製品をインストーラがすべて自動的に選択します。コンポーネント製品選択ページには、元のコンポーネント製品とともに依存関係にあるコンポーネント製品が選択されていることが示されません。
解決方法: なし。
無効な選択を示す「**」が、グローバルに実装されていません。
解決方法: なし。
マルチノードのインストールで、Amconsole ホームページが表示されないことがあります。次の解決方法を参照してください。
最初のインスタンスのレルムコンソールにログインします。(例: <first-node-protocol>://<first-node-fqdn>:<first-node-port>/amserver)
デフォルトのレルムに対応するリンクをクリックします。
「レルム/DNS エイリアス」のテキストフィールドに、「 <node2–fqdn>」と入力して「追加」をクリックします。
「保存」をクリックします。
タブ上部にあるブレッドクラムの「レルム」リンクをクリックします。
「設定」タブをクリックします。
「システム設定」タブをクリックします。
「プラットフォーム」サービスタブをクリックします。
「インスタンス名」の下にある「新規...」ボタンをクリックします。
「サーバー」フィールドに、「<node2–protocol://<node2–fqdn>:<node2–port>」と入力します。
「インスタンス名」フィールドに、番号 2 など使用していない番号を入力します。
「OK」をクリックします。
「保存」をクリックします。
Web サーバー起動障害の問題は、Access Manager の SDK 設定が原因である可能性があります。現行のシナリオでは、AMConfig.properties ファイルに間違った情報が含まれているため、一連の Web サーバー起動障害が発生します。次の変数の情報が正しくありません。
com.iplanet.am.directory.host
com.iplanet.am.server.host
com.iplanet.am.console.host
com.iplanet.am.profile.host
com.iplanet.am.naming.url
com.iplanet.am.notification.url
解決方法: Access Manager SDK が Web Server とともにインストールされているノード B で、<Web_Server_Instance_dir>/config/server.xml ファイルを修正して、必要な Access Manager JAR ファイルをクラスパスに追加します。
CLI を使用して Access Manager をインストールしている間、設定に関する警告情報を示すダイアログボックスが表示されないことがあります。このダイアログボックスは CLI を使用している間は表示されません。
解決方法: グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) を使用して Access Manager をインストールします。
Java ES インストーラは、既存のディレクトリサーバーインストールのプラットフォームエントリを追加しません (DIRECTORY_MODE=2)。
解決方法: プラットフォームサービスの Server List 属性を編集して、2 つ目のインスタンスを追加します。たとえば、次のようにします。最初のインスタンスが host1.example.com である場合は、http://host1.example.com:port|01 といったエントリがあります。2 つ目のインスタンスが host2 上にあり、host1 と同じ Directory Server を使用している場合、Access Manager 管理者コンソールを使用してエントリを http://host2.example.com:port|02 のように指定して追加します。
検索のパフォーマンスを改善するために、Directory Server にはいくつかの新しいインデックスが用意されています。そのため、既存のディレクトリ情報ツリー (DIT) を使用して Access Manager をインストールした後には、db2index.pl スクリプトを実行して Directory Server インデックスを再ビルドしてください。次に例を示します。# ./db2index.pl -D "cn=Directory Manager" -w password -n userRoot
db2index.pl スクリプトは DS-install-directory/slapd-hostname/ ディレクトリにあります。
解決方法: commadmin コマンド行インタフェースを使用して作成されたユーザーごとに、見つからないサービスすべてを Access Manager 管理コンソールを使用して登録する必要があります。
解決方法: 両方の Directory Server の内部に cn=config、cn=ldbm database、cn=plugins、cn=config があり、nsslapd-lookthroughlimit が -1 に設定されていることを確認します。
インストーラは、ローカルサーバーへのコンソールのみのインストール用 Web コンテナを設定しません。
解決方法: コンソールのみのインストールを、2 つのインストールセッションに分けて実行します。
最初のインストールセッションでは、Web コンテナ (Application Server または Web Server) の「今すぐ設定」インストールを実行します。
2 番目のインストールセッションでは、Access Manager 管理コンソールの「あとで設定」インストールを実行します。
2 番目のセッションが完了したら、Access Manager のユーティリティーディレクトリに移動します。Solaris システムの場合の例を示します。
# cd AccessManager-base/SUNWam/bin/ |
AccessManager-base は、Access Manager のベースインストールディレクトリです。
amsamplesilent ファイルをコピーし、新規ファイル名を指定します。
amsamplesilent ファイルのコピーを編集して、DEPLOY_LEVEL (コンソールのみの場合は 2)、CONSOLE_HOST、CONSOLE_PORT、SERVER_PORT 変数を含む、設定情報を指定します。
編集した amsamplesilent ファイルを使用して amconfig スクリプトを実行します。次に例を示します。
# ./amconfig -s copy-of-amsamplesilent |
copy-of-amsamplesilent は、amsamplesilent ファイルのコピーの名前です。
amsamplesilent ファイルおよび amconfig スクリプトの詳細は、『Access Manager 2005Q4 管理ガイド』を参照してください。
Access Manager のアップグレード完了後、アップグレードログに DB ベースのログが適正に処理されなかったことが示されます。
解決方法: なし。現在のリリースの Access Manager アップグレードプロセスでは、DB ベースのログ機能がサポートされません。
Directory Server がすでにインストールされていて、SSL が有効になっていると、Access Manager 2005Q1 のインストールは失敗します。Access Manager 2005Q1 をインストールするには、まず Directory Server の SSL を無効にします。Access Manager インストールが完了した後に、Directory Server の SSL を再び有効にします。
Access Manager は、パスワード (amadmin 用など) および Directory Server ルートサフィックスでの単一引用符 (\q) をサポートしません。ただし、円記号 (\\) はサポートします。
Java Enterprise System インストーラを実行する際に、Directory Server 5.1 SP2 の設定でユーザーが初めてログインしたときにパスワードを変更することが必要になっている場合、Access Manager 2005Q1 のインストールは失敗します。
解決方法: Directory Server のパスワードリセットポリシーを「off」に設定します。
HTTP 管理者インタフェースおよび関連ファイルが DOS 攻撃を受ける可能性があります。
解決方法: 修正版が提供されるまで、一時的に help.exe ファイルを削除することをお勧めします。また、Administration Server を特権システムユーザーとして稼働しないでください。ファイアウォールを有効にし、Administration Server アクセスにフィルタをかけて、信頼できるホストのみを許可することもお勧めします。
この問題は、Application Server 8.1 上に Access Manager 7.0 をインストールし、Access Manager 用にデフォルト以外の URI (たとえば、amserver の代わりに idserver、amconsole の代わりに idconsole) を選択すると発生します。具体的には、amas81config ファイルで、 configureServerPolicy() は、デフォルト URI を使用して Access Manager が設定されているユースケースの原因とはなりません。むしろ、Access Manager war ファイルがデフォルト URI を使用して配備され、amserver.war、amconsole.war、および ampassword.war にアクセス権が付与されることが想定されます。
解決方法: 次の手順を実行してください。
Access Manager が配備されているアプリケーションサーバーインスタンスを停止します。
次のディレクトリに移動します。${AS_DOMAINS_DIR}/${AS_DOMAIN}/config
次のコマンドを入力します。cp server.policy server.policy.orig
次のポリシー grant codeBase を検出します。"file:\${com.sun.aas.instanceRoot}/applications/j2ee-modules/amserver/-" { permission java.net.SocketPermission "*", "connect,accept,resolve"; permission java.util.PropertyPermission "*", "read, write"; }; grant codeBase "file:\${com.sun.aas.instanceRoot}/applications/j2ee-modules/amconsole/-" { permission java.net.SocketPermission "*", "connect,accept,resolve"; permission java.util.PropertyPermission "*", "read, write"; }; grant codeBase "file:\${com.sun.aas.instanceRoot}/applications/j2ee-modules/ampassword/-" { permission java.net.SocketPermission "*", "connect,accept,resolve"; permission java.util.PropertyPermission "*", "read, write"; };
grant codeBase "file:\${com.sun.aas.instanceRoot}/applications/j2ee-modules/amserver/-" { の行の「amserver」をサービス Web アプリケーションの URI に置き換えます。
旧バージョンモードのインストールの場合は、grant codeBase "file:\${com.sun.aas.instanceRoot}/applications/j2ee-modules/amconsole/-" { の行の「amconsole」をコンソール Web アプリケーションの URI に置き換えます。
grant codeBase "file:\${com.sun.aas.instanceRoot}/applications/j2ee-modules/ampassword/-" { の行の「ampassword」をパスワード Web アプリケーションの URI に置き換えます。
Access Manager が配備されているアプリケーションサーバーインスタンスを起動します。
Administration Server の停止中に patchadd を使用してパッチを適用しようとすると、そのプロセスは失敗します。
解決方法: Administration Server を起動してから、パッチを適用する必要があります。
「Sun JavaTM System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 Update 2」が正しい表記です。「Sun JavaTMSystem Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q4」という表記は誤りです。
インストーラは、Application Server の「サーバー名」の入力を要求します。ただし、テキストフィールドに何を入力しても、インストーラはマシンの実際のホスト名を使用します。
解決方法: サーバー名がサーバーのホスト名と異なる場合は、スーパーユーザーになり、該当するドメインディレクトリ (「サーバールート」ディレクトリ) で次のように入力します。
# find . -type f -exec grep -l $HOSTNAME {} \\ ;
次に、ファイルの内容を適切に変更します。
パッチ 120500–02 を適用していない Solaris 10 上で、Calender Server が HA (Sun Cluster) と協調しない (6308379)
解決方法: パッチ 120500–02 をインストールしてください。
リモートノードから DPS サーバーに対して確立されている接続の数が多すぎすると、DPS の応答が遅くなり、例外がスローされます。
解決方法: なし
パッケージに含まれるエージェントはそれぞれ別個の製品であるため、エージェントの製品にスタンドアロンで適用可能なパッチを持っているはずです。
解決方法: なし。
コンポーネントを設定すると、対応する出力はログではなくインストーラの標準出力に送信されます。このアクションにより、CLI 進捗バーがインストーラ出力で複数の行に配置されます。
解決方法: なし
Directory Server をアンインストールしてから再インストールする場合、Directory Server を設定できません。インストール時に、/var/opt が削除されません。このため、slapd が見つけられず、Directory Server を起動するときにエラーが記録されます。
解決方法: Directory Server をアンインストールした後、再インストールする前に /var/opt を削除してください。
1 つのセッションで Directory Server をインストールしてから、別のセッションで管理サーバーをインストールする場合、まだインストールおよび設定が行われていないのにもかかわらず、管理サーバー用のボックスがすでにオンになっています。このため、管理サーバーのインストールおよび設定を実行できません。
解決方法: Directory Server および管理サーバーを同じセッションでインストールします。または、管理サーバーを手動で設定する方法について、『Directory Server 管理ガイド』を参照してください。
Solaris パッケージを直接削除した場合、次にインストーラを実行したとき、インストーラは Message Queue をまだインストールされていると見なし、正しく動作しません。
解決方法: すでに手動で Message Queue パッケージを削除した場合は、アンインストーラを使用して Message Queue をアンインストールする必要があります。アンインストーラを実行し、削除する Message Queue コンポーネントを選択します。
サーバーのアップグレードを必要としない既存の配備システムでは、コラボレーションセッションファクトリオブジェクトのプロパティーを旧バージョンプロトコル実装を使用するよう明示的に設定する必要があります。API に次のコンストラクタを配置して、ColloaborationSessionFactor を作成してください。 CollaborationSessionFactory factory = newCollaborationSessionFactory(“com.iplanet.im.client.api.ilMSessionFactory”) ;
解決方法:
Directory Server および管理サーバーを Directory Server のシステムにインストールおよび設定します。
管理サーバーおよび Messaging Server を Messaging Server のシステムにインストールします。管理サーバーはインストール時に設定されますが、Messaging Server は設定されません。
Messaging Server を設定します。
スキーマ 2 のサポートを有効にして Messaging Server を使用するには、Access Manager と Directory Server をインストールする必要があります。
解決方法: 現在のところ、スキーマ 2 のサポートを Directory Server に組み込むには、Access Manager をインストールする方法しかありません。
また、Access Manager は Web Server (または Application Server) に Web コンテナの役割を果たすよう要求します。Access Manager が Directory Server とともにインストールされていない場合、Messaging Server はスキーマ 1 だけを使用します。Java Enterprise System インストール中にスキーマ 1 または 2 に関してユーザーが選択できるオプションはないため、Access Manager をインストールして Directory Server をアップデートする必要があります。
解決方法: この問題に関する最新のアップグレード資料については、次のマニュアルを参照してください。
『Sun Java Enterprise System 2005Q4 アップグレードガイド』
解決方法: Solaris 10 システム上で、ゲートウェイウォッチドッグプロセスを開始した後、次のコマンドを発行します。
#svcadm restart cron
Portal のインストール中に、次の例外が Application Server ログに表示される場合があります。
java.lang.ClassNotFoundException:com.sun.mobile.filter.AMLController
解決方法: これは正常です。
『Sun Java Enterprise System 2005Q4 アップグレードガイド』(2005 年 7 月 29 日) に基づいて、Portal Server を Java ES 2005Q1 から Java ES 2005Q4 にアップグレード中に、コマンド deploy が機能しません。 このバグは Administration Server と Access Manager にも適用されます。このバグは、ファイル $HOME/.asadmintruststore がない場合にのみ生じます。
解決方法: コマンド「deploy redeploy」が停止して「Do you trust the above certificate [y/n]」という質問がログ (/var/opt/SUNWam/debug/deploy.log) に表示される場合は、「Y」と Enter キーを押します。
解決方法: ブラウザを起動して amconsole にアクセスします。「サービス設定」タブで、ゲートウェイを選択します。この Web ページの右下隅でデフォルトリンクを選択してから、セキュリティータブを選択します。「非認証 URL:」フィールドに URL を「http://IS_HOST:PORT/amserver/UI/Login」のように追加します。次に例を示します。http://boa.prc.sun.com:80/amserver/UI/Login . その後、次のコマンドを使用してゲートウェイを再起動します。/etc/init.d/gateway -n default start debug
現行の Portal Server は、現在でも 2005 年 7 月 27 日に有効期限が切れる JCE 1.2.1 パッケージを使用しています。
解決方法: この問題は Java ES 2003Q4 から Java ES 2005Q4 までのすべての Java ES リリースに存在しており、JCE 1.2.1 ファイルがディストリビューションに含まれていますが、これらのファイルは使用されてはいないため、Java ES 2005Q4 に影響を与えることはありません。
Portal Server の設定解除操作中に (psconfig および unconfigurewithscrubds)、remove_Wireless プロセスが失敗します。
解決方法: remove_Wireless ファイルを編集して、空の if ステートメントをコメントにします。次に例を示します。
#Perform web container specific un-config
#
#if [ “$DEPLOY_TYPE” == “IWS” ]; then
#elif [ “$DEPLOY_TYPE” = “SUNONE” ]; then
#fi
解決方法: ゲートウェイを開始するには、./gateway start -n default と入力します。ゲートウェイを停止するには、/gateway stop -n default と入力します。
パッチ 118950–14 (Solaris SPARC)、118951–14 (Solaris/x86)、および 118952–14 (Linux) で修正版が提供されています。
解決方法: Portal Server、Administration Server または Web Server を再起動するたびに、ゲートウェイも再起動する必要があります。サーバーを停止するには gateway stop、サーバーを起動するには gateway start と入力します。
プロキシレットが有効になっている場合でも、SRA は引き続き Rewriter テクノロジを使用して、プロキシレットが起動する前に、ログインページおよびデスクトップページの一部をフェッチします。
解決方法: なし
Instant Messaging リンクを起動してポータルデスクトップを更新すると、「エラー: コンテンツが使用できません」と表示されます。また、例外がファイル
/var/opt/SUNWam/desktop.debug にスローされます。
解決方法: domain.xml ファイル (/var/opt/SUNWappserver/domain1/config にある) を次のように編集します。
/usr/share/lib/jaxen-core.jar を使用して、Java 設定クラスパスプレフィックスを修正します。
stop-domain domain1 と入力します。
asadmin start-domain と入力します。
ユーザー名とパスワードを入力します。
SampleIFrame Channel からヘルプアイコンをクリックすると、「HTTP Status 404 — /portal/docs/en/desktop/iframechann.htm is not available」と表示される。
解決方法: なし。iFrame プロバイダ にはヘルプファイルは提供されていません。
Portal Server のインストールおよびアンインストール時に、インストーラおよびアンインストーラがハングアップしているように見えます。インストールまたはアンインストールが正しく終了するまで、最大で 30 分遅れることがあります。
解決方法: なし。
インストールモードに関係なく、マルチセッションインストール中はゲートウェイのリダイレクトは行われません。
解決方法:
Portal Server ブラウザを起動して、amconsole にアクセスします。
「サービス設定」タブで、「ゲートウェイ」を選択します。
ウィンドウの右下で、「default」および「セキュリティー」タブもクリックします。
次に、「非認証 URL」フィールドに URL を「http://IS_HOST:PORT/amserver/UI/Login 」のように追加します。
サンプルの URL は、http://boa.prc.sun.com:80/amserver/UI/Login です。
最後に、スーパーユーザーで次のように入力し、Portal ゲートウェイを再起動します。
# /etc/init.d/gateway -n default start debug |
このバグは、Java Enterprise System 共通エージェントコンテナの障害の原因となる場合があります。
プラットフォーム/アーキテクチャー: このバグは、Java 2 Runtime Environment, Standard Edition 1.5 が組み込まれている x86 アーキテクチャーまたは SPARC アーキテクチャー上で稼働する Solaris 10 システムでのみ生じます。cryptoadm 設定によっては、SSL 接続をオープンすると、Solaris 10 システム上の共通エージェントコンテナに障害が起きることがあります。
解決方法: スーパーユーザーとして次のコマンドを実行します。crypto disable metaslot
共通エージェントコンテナのモジュール番号の後にはバージョン番号が表示されます。
解決方法: 2 つの回避策があります。(1) 共通エージェントコンテナを停止します。この場合、JesMF モジュールとそれに依存するモジュールを含め、すべての共通エージェントコンテナのモジュールが停止します。(2) または、共通エージェントコンテナの管理コマンドを使用して、JesMF と依存関係にあるモジュールの配備取消し、次いで JesMF モジュールの配備取消しを手動で行うこともできます。
インストーラは、SUNWtcatu パッケージをアップグレードしません。
解決方法: インストールを開始する前に、pkgrm を使用して SUNWtcatu を手動で削除します。次にインストーラを実行したときには、適切なバージョンの Tomcat 4.0.5 パッケージがインストールされます。
解決方法: インストールを開始する前に、pkgrm を使用して SUNWtcatu を手動で削除します。
『Sun Cluster 3.1 8/05 Installation Guide』で、ローリングおよびローリング以外のアップグレードについて説明した「How to Upgrade Dependency Software」にある共通エージェントコンテナパッケージを追加するための命令は、SC31U4 IFR で配布された共通エージェントコンテナに対してのみ正しい命令です。このプロシージャーは、Java ES 2005Q4 で出荷されている共通エージェントコンテナに対しては正しくありません。Java ES 2005Q4 で出荷されている共通エージェントコンテナの場合、正しい命令は次のようになります。
pkgadd —d . SUNWcacaocfg SUNWcacao
インストーラには、Sun Cluster HA Application Server Agent を Application Server および HADB 8.1 とともにインストールするかどうかを選択できるオプションがあります。しかし、HA Application Server Agent は Application Server と HADB 8.1 をサポートしません。結果的に、HA Application Server を設定することができません。
解決方法: HA Application Server Agent を Application Server および HADB 8.1 とともにインストールしないでください。
Java Enterprise System 2005Q1 には、Sun Java System Directory Server 5 2004Q2 用の Sun Cluster データサービスが組み込まれています。Sun Java System Directory Server 5.0 または 5.1、あるいは Netscape HTTP, バージョン 4.1.6 用の Sun Cluster データサービスが必要な場合は、Sun Cluster 3.1 データサービス 10/03 リリースから入手できます。このリリースを入手する場合は、ご購入先のカスタマサポートの担当者に連絡してください。
代わりに、Java Enterprise System 1 Accessory CD、Volume 3 からインストールされます。また、このデータサービスはエージェント CD からはインストールされません。代わりに、Java Enterprise System 1 Accessory CD、Volume 3 からインストールされます。
Java Enterprise System インストーラの実行前に Sun Cluster Agent がインストールされていると、インストーラが Agent の追加インストールを許可しません。
解決方法: pkgadd を使用して、追加の Sun Cluster Agent をインストールします。
解決方法: すべての設定ファイルをバックアップします。その後、インストールディレクトリを削除してから、Java Enterprise System インストーラを使用して Web Server をインストールします。
ブート時の起動を有効にすると、Web Proxy Server が正常にインストールされた後で、インストール要約レポートにインストールと設定が失敗したと表記されます。
解決方法: インストールが完了した後で、Web Proxy Server を構成します。
解決方法: ウィンドウのサイズを変更します。次に、「戻る」、「次へ」の順にクリックします。ウィンドウは正しく表示されるようになります。
すべてのロケールでインストールする場合、「あとで設定」オプションを使用すると、SUNWasuee パッケージへのリンクの多くが切断されます。
解決方法: ローカライズされたパッケージの追加は、インストール後に手動で実行します。
インストーラがインストール時に中断された場合、インストーラの再起動またはアンインストーラの実行ができません。パッケージのインストールに成功している場合でも、インストーラはインストール済みのパッケージを認識しません。
解決方法: 残りのすべてのパッケージ、ディレクトリ、およびファイルを以前にインストールした Java Enterprise Systems から手動で削除します。
Linux では、次の互換性のあるライブラリが必要です。
compat-gcc-7.3-2.96.128.i386.rpm
compat-gcc-c++-7.3-2.96.128.i386.rpm
compat-libstdc++-7.3-2.96.128.i386.rpm
64 ビット Linux を実行している場合、32 ビット Linux のシステムライブラリのインストールが必要です。
Sun Java System Applications Server 8.1 2005Q2 Update 2 を Red Hat Linux AS 2.1 または 3.0 が稼動するシステムにインストールすると、Red Hat AS オペレーティングシステムによって Application Server 用に作成されるスレッドのスタックサイズが 10M バイトになります。しかし、Access Manager ユーザーセッションの数が 200 に達すると、このスタックサイズが原因でリソースの争奪が起こり、JVM がクラッシュまたはハングします。
解決方法: Application Server の起動に使用するコンソールで次のコマンドを実行して、スタックサイズを 256 K バイトに設定します。
# ulimit —s 256;
Linux 3.0 プラットフォーム上で UWC を設定する場合、ほぼすべての設定タスクは完了しますが、1 つのタスクだけ設定できません。
解決方法: このような一貫しない動作とならないようにするため、次の作業を行います。
1. /var/opt/sun/uwc/staging ディレクトリに移動します。
2. ls —l を入力して、ディレクトリの内容を表示します。
3. シンボリックリンクを自己参照している場合は、必ずそれを削除して次のステップに進みます。
4. ./config-appserver8x deploy と入力します。
インストールプロセス中には、パスワードを入力するよう要求されます。バックスペースキーを押すと、最後の 1 文字分少ないパスワードが可視状態になります。
解決方法: なし。
JAVA_HOME が正しく定義されていません。このエラーのため、Ant はロードされません。また、Ant を必要とする SOAR もロードされません。
解決方法: Ant スクリプトの 19 行目を、no_config=false から noconfig=true に変更します。
Ant 1.6.1 (Java ES 4 にバンドルされている) は次の設定ファイルを検索します。
/etc/ant.conf
${HOME}/.ant/ant.conf
${HOME}/antrc
Java ES 内で正常に動作するために、Ant は、前述した設定ファイル内の設定値を無視し、Java ES によって提供される設定値を使用する必要があります。そのためには、次の回避策を実行することが求められます。
解決方法 (1): ant に –noconfig を指定して使用します (ant –noconfig <your command>)
解決方法 (2): /etc/ant.conf を削除します
Java Enterprise System 開発者は Red Hat 2.1U2 および 3.0U1 を使用してテストを行いました。それ以降のリリースで問題がないことは保証できません。詳細については、ご購入先にお問い合わせください。
STH 負荷テスト中に、tcp_smpt_server がコアダンプを生成しました。
解決方法: なし。
Linux RPM を直接削除した場合、次にインストーラを実行したとき、インストーラは Message Queue をまだインストールされていると見なし、正しく動作しません。
解決方法: すでに手動で Message Queue RPM を削除した場合は、アンインストーラを使用して Message Queue をアンインストールする必要があります。アンインストーラを実行し、削除する Message Queue コンポーネントを選択します。
インストール時、必要な共有ライブラリ compat-libstdc++-7.3-2.96.122 RPM がインストールされません。RPM がない場合、Directory Server は設定できません。
解決方法: ディストリビューション CD から手動で RPM をインストールします。
コンポーネント製品のインストール時に、アンインストールに必要な RPM の 1 つである sun-entsys-uninstall-l10n-2.0-1 がインストールされないことがあります。
解決方法: 次のことを実行して、不明なアンインストール RPM を手動でインストールします。
# rpm -i sun-entsys-uninstall-2.0.i386.rpm
RPM をインストールすると、アンインストールスクリプトが表示されます。
Java Enterprise System の Linux リリースで、Message Queue は独自の NSPR (Netscape Portable Runtime) および NSS (Network Security Services) ライブラリを配信します。Message Queue とともにインストールされたライブラリは、Java Enterprise System によってインストールされたライブラリより古いバージョンです。
Message Queue がデフォルトの場所にインストールされている場合は、/opt/imq/lib に古い方のライブラリがあります。Message Queue C アプリケーションをビルドするときには、Message Queue C ランタイムライブラリ (mqcrt.so) は /opt/imq/lib にある古い NSPR および NSS ライブラリに対してリンクします。これはサポートされ、テスト済みの組み合わせですが、/opt/sun/private/lib の Java Enterprise System でインストールされる新しいバージョンを使用することをお勧めします。
新しいバージョンのライブラリを使用するには、LD_PRELOAD 環境変数を以下のように設定します。
/opt/sun/private/lib/libnspr4.so:\\ /opt/sun/private/lib/libplc4.so:\\ /opt/sun/private/lib/libplds4.so:\\ /opt/sun/private/lib/libnss3.so:\\ /opt/sun/private/lib/libssl3.so
Message Queue C アプリケーションを実行する前に設定します。
インストールに成功しても、インストーラの最後のページにいくつかの Java 例外が表示され、インストールに成功したというメッセージは表示されません。
解決方法: エラーを無視し、 /var/sadm/install/logs にあるログを確認します。ログを参照すると、インストールに成功したかどうかがわかります。
ドイツ語などの一部の言語にはウィンドウが狭すぎ、インタフェース全体が表示されません。その結果、ヒントなどのテキストの右側または下部が表示されません。
解決方法: ウィンドウのサイズを手動で変更します。
Netscape セキュリティーライブラリのバージョン 3.9.5 は、Java Enterprise System に含まれています。Directory Server、Directory Proxy、および管理サーバーは、/usr/lib/mps/ の下にもインストールされているライブラリのより古いバージョン (3.3.x) に依存することがあり、これらのライブラリに依存するその他のすべてのコンポーネント製品は、/usr/lib/mps/secv1/ の下にあるより新しいバージョン (3.9.5) に依存します。
『Sun Cluster 3.1 8/05 Installation Guide』で、ローリングおよびローリング以外のアップグレードについて説明した「How to Upgrade Dependency Software」にある共通エージェントコンテナパッケージを追加するための命令は、Sun Cluster 3.1 8/05 で配布された共通エージェントコンテナに対してのみ正しい命令です。
このプロシージャーは、Java ES 2005Q4 で出荷されている共通エージェントコンテナに対しては正しくありません。正しい命令は pkgadd —d . SUNWcacaocfg SUNWcacao となります。
Sun Java Enterprise System 2005Q4 には、再配布可能なファイルは含まれていません。
Java Enterprise System で問題が発生した場合は、次のいずれかの方法でご購入先のカスタマサポートに連絡してください。
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最善の問題解決のため、サポートに連絡する際は次の情報をご用意ください。
問題の説明。問題が発生する状況や、その問題が操作に及ぼす影響など
マシン機種、OS のバージョン、および製品のバージョン。問題に影響を及ぼしている可能性のあるパッチその他のソフトウェアなど
問題を再現するための詳細な手順の説明
エラーログまたはコアダンプ
Sun では、マニュアル品質改善のため、ユーザーの皆様のご意見、ご提案をお待ちしています。
コメントを共有するには、http://docs.sun.com に移動し、「コメントの送信」をクリックします。オンラインフォームでは、マニュアルのタイトルおよび Part No. が提供されています。Part No. は、マニュアルのタイトルページか先頭に記述されている 7 桁または 9 桁の番号です。たとえば、本書のタイトルは『Java Enterprise System リリースノート』で、Part No. は 819-3421 です。
次のインターネットアドレスには、Sun に関する役立つ情報が掲載されています。
Sun のマニュアル http://docs.sun.com/prod/java.sys
Net Connect のマニュアル http://docs.sun.com/coll/NC3dot1_collection_en
Sun の上級者向けサービス http://www.sun.com/service/sunps/sunone
Sun ソフトウェア製品とサービス http://www.sun.com/software
Sun ソフトウェアサポートサービス http://www.sun.com/service/sunone/software
Sun サポートおよび Knowledge Base http://www.sun.com/service/support/software
Sun サポートおよびトレーニングサービス http://training.sun.com
Sun コンサルティングおよび上級者向けサービス http://www.sun.com/service/sunps/sunone
Sun の開発者向け情報 http://developers.sun.com
Sun の開発者向けサポートサービス http://www.sun.com/developers/support
Sun のソフトウェアのトレーニング http://www.sun.com/software/training
Sun のソフトウェアデータシート http://wwws.sun.com/software