セッション割り当て制限機能により、Access Manager 管理者 (amadmin) が「アクティブなユーザーセッション」属性を設定して、ユーザーに許可されている並行セッションの最大数を制限できます。管理者は、すべてのユーザーに対してグローバルレベルで、または、1 人以上の特定のユーザーにのみ適用される組織、レルム、ロール、ユーザーなどのエンティティーに対して、セッション割り当て制限を設定することができます。
デフォルトでは、セッション割り当て制限は無効 (OFF) ですが、管理者が Access Manager 管理コンソールで「割り当て制限を有効」属性を有効にした場合は、これを有効にすることができます。
管理者は、「セッション制限がいっぱいになった場合に生じる動作」属性を設定して、セッション割り当て制限がいっぱいになった場合の動作を設定することもできます。
DENY_ACCESS: Access Manager は、新しいセッションへのログイン要求を拒否します。
DESTROY_OLD_SESSION: Access Manager は、同じユーザーの次に有効期限切れとなる既存のセッションを破棄し、新しいログイン要求が成功するようにします。
「トップレベルの管理者に制限の確認を免除」属性は、「Top-level Admin Role」を持つ管理者にセッション割り当て制限を適用するかどうかを指定します。
詳細は、『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 配備計画ガイド』の「セッション割り当て制限の設定」を参照してください。