Microsoft Internet Information Services (IIS) 6.0 認証プラグインは、Microsoft Office SharePoint Server をサポートするようになりました。ユーザーは、ユーザー ID またはログイン名で Access Manager にログインできます。ただし、SharePoint Server はログイン名を受け入れるため、ユーザーがユーザー ID を指定すると問題が発生します。
SharePoint Server へのログインを可能にするために、認証後プラグイン (ReplayPasswd.java) で次の新しいプロパティーが使用されるようになりました。
com.sun.am.sharepoint_login_attr_name
この新しいプロパティーは、SharePoint Server での認証に使用されるユーザー属性を指定します。たとえば、次のプロパティーは、認証に共通名 (cn) を使用するように指定します。
com.sun.am.sharepoint_login_attr_name=cn
認証後プラグインは、com.sun.am.sharepoint_login_attr_name プロパティーを読み取り、そのユーザーに対応する属性値を Directory Server から取得します。次に、プラグインは承認ヘッダーを設定して、ユーザーが SharePoint Server にアクセスできるようにします。
このプロパティーは隠されています。このプロパティーを設定するには、このプロパティーを明示的に AMConfig.properties ファイルに追加してから、Access Manager Web コンテナを再起動して値を有効にします。