Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 リリースノート

Microsoft IIS 6.0 認証後プラグインは SharePoint Server をサポートする

Microsoft Internet Information Services (IIS) 6.0 認証プラグインは、Microsoft Office SharePoint Server をサポートするようになりました。ユーザーは、ユーザー ID またはログイン名で Access Manager にログインできます。ただし、SharePoint Server はログイン名を受け入れるため、ユーザーがユーザー ID を指定すると問題が発生します。

SharePoint Server へのログインを可能にするために、認証後プラグイン (ReplayPasswd.java) で次の新しいプロパティーが使用されるようになりました。

com.sun.am.sharepoint_login_attr_name

この新しいプロパティーは、SharePoint Server での認証に使用されるユーザー属性を指定します。たとえば、次のプロパティーは、認証に共通名 (cn) を使用するように指定します。

com.sun.am.sharepoint_login_attr_name=cn

認証後プラグインは、com.sun.am.sharepoint_login_attr_name プロパティーを読み取り、そのユーザーに対応する属性値を Directory Server から取得します。次に、プラグインは承認ヘッダーを設定して、ユーザーが SharePoint Server にアクセスできるようにします。

このプロパティーは隠されています。このプロパティーを設定するには、このプロパティーを明示的に AMConfig.properties ファイルに追加してから、Access Manager Web コンテナを再起動して値を有効にします。