Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド

認証エラーコード

次の表は、認証サービスによって生成されるエラーコードのリストです。これらのエラーは、認証モジュールでユーザーや管理者に表示されます。

表 D–2 認証エラーコード

エラーメッセージ 

説明/考えられる原因 

対処方法 

すでにログインしています 

ユーザーはすでにログインし、有効なセッションを持っていますが、成功リダイレクト URL が定義されていません。 

ログアウトするか、Access Manager コンソールを使ってログイン成功リダイレクト URL をセットアップします。管理コンソール URL として、この値に ”goto’ クエリーパラメータを使用します。 

ログアウトに失敗しました。 

ユーザーが Access Manager からログアウトできません。 

サーバーを再起動します。 

不正なハンドラによる認証の例外 

不正なハンドラが原因で、認証の例外がスローされました。 

ログイン URL に無効な文字や特殊文字が含まれていないかどうかをチェックします。 

デフォルトページにリダイレクトできません。 

Access Manager で成功 URL または失敗 URL にリダイレクトできません。 

Web コンテナのエラーログをチェックして、エラーがないかどうかを確認します。 

ログインページに戻る 

このリンクは、ほとんどのエラー発生時に生成されます。ユーザーはこのリンクをクリックして、元のログイン URL ページに戻ります。 

 

入力したパスワードが無効です。 

入力したパスワードが無効です。 

パスワードは 8 文字以上である必要があります。パスワードに適切な文字数が含まれていることと、パスワードの有効期限が切れていないことを確認します。 

認証に失敗しました。 

認証に失敗しました。これは汎用のエラーメッセージであり、デフォルトのログイン失敗テンプレートで表示されます。もっとも一般的な原因は、資格が無効または不正であることです。 

有効なユーザー名とパスワード (呼び出される認証モジュールに対して必要な資格) を正しく入力します。 

ユーザー名と一致するユーザープロファイルが見つかりませんでした 

その組織には、入力されたユーザー名に一致するユーザープロファイルが見つかりませんでした。このエラーは、メンバーシップ (自己登録) 認証モジュールにログインするときに表示されます。 

ログイン情報を入力し直します。はじめてログインする場合は、ログイン画面で「新規ユーザー」を選択します。 

入力したパスワードの文字が足りません。 

入力されたパスワードの文字数が不足しています。このエラーは、メンバーシップ (自己登録) 認証モジュールにログインするときに表示されます。 

デフォルトでは、ログインパスワードは 8 文字以上である必要があります。この値は、メンバーシップ認証モジュールを通して設定できます。 

この名前を持つユーザーがすでに存在しています。 

その組織には、この名前を持つユーザーがすでに存在しています。このエラーは、メンバーシップ (自己登録) 認証モジュールにログインするときに表示されます。 

ユーザー ID は組織内で一意にする必要があります。 

「ユーザー名」と「パスワード」のフィールドは同じ値にすることはできません。 

「ユーザー名」と「パスワード」のフィールドは同じ値にすることはできません。このエラーは、メンバーシップ (自己登録) 認証モジュールにログインするときに表示されます。 

ユーザー名とパスワードは必ず異なる値にします。 

ユーザー名が入力されていません。 

ユーザー名が入力されていません。このエラーは、メンバーシップ (自己登録) 認証モジュールにログインするときに表示されます。 

必ずユーザー名を入力します。 

パスワードが入力されていません。 

パスワードが入力されていません。このエラーは、メンバーシップ (自己登録) 認証モジュールにログインするときに表示されます。 

必ずパスワードを入力します。 

パスワードの確認フィールドがありません。 

パスワードの確認フィールドが入力されていません。このエラーは、メンバーシップ (自己登録) 認証モジュールにログインするときに表示されます。 

必ず「パスワードの確認」フィールドにパスワードを入力します。 

パスワードと確認パスワードの値が一致しません。 

パスワードと確認のパスワードが一致しません。このエラーは、メンバーシップ (自己登録) 認証モジュールにログインするときに表示されます。 

パスワードと確認のパスワードは必ず同じ値にします。 

ユーザープロファイルの格納時にエラーが発生しました。 

ユーザープロファイルの格納時にエラーが発生しました。このエラーは、メンバーシップ (自己登録) 認証モジュールにログインするときに表示されます。 

Membership.xml ファイル内の「自己登録」の属性と要素が有効で正しいことを確認します。

この組織はアクティブではありません。 

この組織はアクティブではありません。 

Access Manager コンソールを使って、組織の状態を非アクティブからアクティブに変更します。

内部認証エラーが発生しました。 

内部認証エラー。これは汎用の認証エラーであり、さまざまな環境や設定の問題によって発生します。 

 

このユーザーはアクティブではありません。 

ユーザーの状態はアクティブでなくなっています。 

管理コンソールを使って、ユーザーの状態を非アクティブからアクティブに変更します。

メモリーロックによってユーザーがロックアウトされている場合は、サーバーを再起動します。 

ユーザーはロールに属していません。 

ユーザーは、指定されたロールには属していません。このエラーは、ロールベースの認証で表示されます。 

ロールベースの認証に指定されているロールに、ログインするユーザーが属していることを確認します。 

セッションがタイムアウトしました。 

ユーザーのセッションがタイムアウトしました。 

ログインし直します。 

認証モジュールが拒否されています。 

指定された認証モジュールは拒否されています。 

要求された認証モジュールが要求された組織で登録されていること、そのモジュールのテンプレートが作成され保存されていること、および、コア認証モジュールの「組織認証モジュール」リストでそのモジュールが選択されていることを確認します。 

設定が見つかりませんでした。 

設定が見つかりません。 

認証設定サービスをチェックして、必要な認証方法があるかどうかを確認します。 

持続 Cookie ユーザー名が、持続 Cookie ドメインに存在しません。 

持続 Cookie ユーザー名が、持続 Cookie ドメインに存在しません。 

 

そのような組織は見つかりません。 

その組織が見つかりません。 

有効な組織を正しく入力します。 

ユーザーにはこの組織におけるプロファイルがありません。 

ユーザーには、指定された組織におけるプロファイルがありません。 

ローカル Directory Server 内で、指定された組織にそのユーザーが存在し、有効になっていることを確認します。 

必須フィールドのどれかが未記入のままです。必ずすべての必須フィールドに入力してください。 

必須フィールドのいずれかが未記入のままになっています。必ずすべての必須フィールドに入力します。 

必ずすべての必須フィールドに入力します。 

最大セッション数の限度に達したか、セッション制限いっぱいになりました。 

最大セッション数の限度に達しました。 

ログアウトし、ログインし直します。