Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド

Web コンテナの設定変数

Access Manager 用の Web コンテナを指定するには、サイレントモード入力ファイル内の WEB_CONTAINER 変数を設定します。Access Manager 7 2005Q4 によってサポートされる Web コンテナのバージョンについては、『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 リリースノート』を参照してください。

表 1–3 Access Manager WEB_CONTAINER 変数

値 

Web コンテナ 

WS6 (デフォルト) 

「Sun Java System Web Server 6.1 SP5」

AS8 

「Sun Java System Application Server 8.1」

WL8 

「BEA WebLogic Server 8.1」

WAS5 

「IBM WebSphere 5.1」

Sun Java System Web Server 6.1 SP5

この節では、サイレントモード入力ファイル内の Web Server 6.1 2005Q4 SP5 用設定変数について説明しています。

表 1–4 Web Server 6.1 設定変数

変数 

説明 

WS61_INSTANCE 

Access Manager が配備される、または配備解除される Web Server インスタンス名。 

デフォルト: https-web-server-instance-name

ここで web-server-instance-name は Access Manager ホスト (「Access Manager の設定変数」で説明されている変数) を表します。

WS61_HOME 

Web Server のベースインストールディレクトリ。 

デフォルト: /opt/SUNWwbsvr

WS61_PROTOCOL 

「Sun Java System Web Server 6.1 SP5」 で説明されている変数によって設定され、Access Manager が配備される Web Server インスタンスが使用するプロトコル: http または https。

デフォルト: Access Manager プロトコル (「Access Manager の設定変数」で説明されている変数)

WS61_HOST 

Web Server インスタンス (「Sun Java System Web Server 6.1 SP5」 で説明されている変数) 用の完全修飾ホスト名。

デフォルト: Access Manager ホストインスタンス (「Access Manager の設定変数」で説明されている変数)

WS61_PORT 

Web Server が接続を待機しているポート。 

デフォルト: Access Manager ポート番号 (「Access Manager の設定変数」で説明されている変数)

WS61_ADMINPORT 

Web Server 管理サーバー が接続を待機しているポート。 

デフォルト: 8888 

WS61_ADMIN 

Web Server 管理者のユーザー ID。 

デフォルト: "admin"

Sun Java System Application Server 8.1

この節では、サイレントモード入力ファイル内の Application Server 8.1 用設定変数について説明しています。

表 1–5 Application Server 8.1 の設定変数

変数 

説明 

AS81_HOME 

Application Server 8.1 がインストールされているディレクトリへのパス。 

デフォルト: /opt/SUNWappserver/appserver

AS81_PROTOCOL 

Application Server インスタンスによって使用されるプロトコル: http または https。 

デフォルト: Access Manager プロトコル (「Access Manager の設定変数」で説明されている変数)

AS81_HOST 

Application Server インスタンスが接続を待機している完全修飾ドメイン名 (FQDN)。 

デフォルト: Access Manager ホスト (「Access Manager の設定変数」で説明されている変数)

AS81_PORT 

Application Server インスタンスが接続を待機しているポート。 

デフォルト: Access Manager ポート番号 (「Access Manager の設定変数」で説明されている変数)

AS81_ADMINPORT 

Application Server 管理サーバー が接続を待機しているポート。 

デフォルト: 4849 

AS81_ADMIN 

Application Server が表示されているドメインでの Application Server 管理サーバーの管理者の名前。 

デフォルト: admin

AS81_ADMINPASSWD 

Application Server が表示されているドメインでの Application Server の管理者パスワード。 

25 ページから始まる「Access Manager の設定変数」の ADMINPASSWD の説明の中の、特殊文字に関する注記を参照してください。 

AS81_INSTANCE 

Access Manager を実行する Application Server インスタンスの名前。 

デフォルト: server

AS81_DOMAIN 

この Access Manager インスタンスを配備したいドメインに対する Application Server ディレクトリへのパス。 

デフォルト: domain1

AS81_INSTANCE_DIR 

Application Server が、インスタンス用のファイルを保存するディレクトリへのパス。 

デフォルト: /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1

AS81_DOCS_DIR 

Application Server がコンテンツ文書を保存するディレクトリ。 

デフォルト: /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/docroot

AS81_ADMIN_IS_SECURE 

Application Server 管理インスタンスが SSL を使用しているかどうかを指定します。 

  • true: セキュリティー保護されたポート (HTTPS プロトコル) が有効になっています。

  • false: セキュリティー保護されたポート (HTTPS プロトコル) が無効になっています。

    デフォルト: true (有効)

    ampsamplesilent には、アプリケーションサーバーの管理ポートがセキュリティー保護されているかどうかを指定する追加の設定があります。

  • true: アプリケーションサーバーの管理ポートはセキュリティー保護されています (HTTPS プロトコル)。

  • false: アプリケーションサーバーの管理ポートはセキュリティー保護されていません (HTTP プロトコル)。

    デフォルト: true (有効)。

BEA WebLogic Server 8.1

この節では、サイレントモード入力ファイル内の BEA WebLogic Server 8.1 用設定変数について説明しています。

表 1–6 BEA WebLogic Server 8.1 設定変数

変数 

説明 

WL8_HOME 

WebLogic のホームディレクトリ。デフォルト: /usr/local/bea

WL8_PROJECT_DIR 

WebLogic プロジェクトディレクトリ。デフォルト: user_projects

WL8_DOMAIN 

WebLogic ドメイン名。デフォルト: mydomain

WL8_SERVER 

WebLogic サーバー名。デフォルト: myserver

WL8_INSTANCE 

WebLogic インスタンス名。デフォルト: /usr/local/bea/weblogic81 ($WL8_HOME/weblogic81)

WL8_PROTOCOL 

WebLogic プロトコル。デフォルト: http 

WL8_HOST 

WebLogic ホスト名。デフォルト: サーバーのホスト名 

WL8_PORT 

WebLogic ポート。デフォルト: 7001 

WL8_SSLPORT 

WebLogic SSL ポート。デフォルト: 7002 

WL8_ADMIN 

WebLogic 管理者。デフォルト: "weblogic"

WL8_PASSWORD 

WebLogic 管理者のパスワード。 

25 ページから始まる「Access Manager の設定変数」の ADMINPASSWD の説明の中の、特殊文字に関する注記を参照してください。 

WL8_JDK_HOME 

WebLogic JDK のホームディレクトリ。デフォルト: 「BEA WebLogic Server 8.1」 /jdk142_04

WL8_CONFIG_LOCATION 

WebLogic 起動スクリプトの場所の親ディレクトリに設定する必要があります。 

IBM WebSphere 5.1

この節では、サイレントモード入力ファイル内の IBM WebSphere Server 5.1 用設定変数について説明しています。

表 1–7 IBM WebSphere 5.1 設定変数

変数 

説明 

WAS51_HOME 

WebSphere のホームディレクトリ。デフォルト: /opt/WebSphere/AppServer

WAS51_JDK_HOME 

WebSphere JDK のホームディレクトリ。デフォルト: /opt/WebSphere/AppServer/java

WAS51_CELL 

WebSphere セル。デフォルト: hostname 値 

WAS51_NODE 

WebSphere ノード名。デフォルト: WebSphere がインストールされたサーバーのホスト名。デフォルト: hostname 値 

WAS51_INSTANCE 

WebSphere インスタンス名。デフォルト: server1

WAS51_PROTOCOL 

WebSphere のプロトコル。デフォルト: http 

WAS51_HOST 

WebSphere のホスト名。デフォルト: サーバーのホスト名

WAS51_PORT 

WebSphere のポート。デフォルト: 9080 

WAS51_SSLPORT 

WebSphere の SSL ポート。デフォルト: 9081 

WAS51_ADMIN 

WebSphere の管理者。デフォルト: "admin"

WAS51_ADMINPORT 

WebSphere の管理者のポート。デフォルト: 9090