ターゲットシステムのローカルドライブ上に Access Manager をインストールし終わったら、WebLogic 8.1 または WebSphere 5.1 に対して Access Manager を手動で設定する必要があります。この手順は次の 3 つのステップから成ります。
Access Manager の設定スクリプト入力ファイルには、配備レベル、Access Manager、Web コンテナ、および Directory Server のすべての変数定義が含まれます。Access Manager には、設定スクリプト入力ファイルのテンプレートのサンプル (amsamplesilent) が付属します。これは、Solaris システムでは AccessManager-base /SUNWam/bin ディレクトリ、Linux システムでは AccessManager-base /identity/bin ディレクトリにあります。
amsamplesilent テンプレートを使って、独自の設定スクリプト入力ファイルを構築することができます。ファイルの編集手順と変数定義の一覧については、「Access Manager の設定スクリプト入力ファイルのサンプル」を参照してください。
ファイルを編集する前に必ず、インストールされている Web コンテナの次の情報を入手してください。
インストールディレクトリ
インスタンスの名前と場所
ホスト名
FQDN
待機しているポート番号
管理 ID
使用されるプロトコル
管理パスワード
共有ライブラリの場所
ドメインの名前と場所
プロジェクトディレクトリ名
JDK の場所
セル名
ノード名
JDK の場所
設定スクリプト入力ファイルを保存したら、amconfig スクリプトを実行して設定プロセスを完了します。次に例を示します。
AccessManager-base/SUMWam/bin/amconfig -s silentfile
silentfile は設定入力ファイルの絶対パスです。
このスクリプトを実行すると、次の処理が実行されます。
Access Manager スキーマをアクティブな Directory Server インスタンスにロードします。
Access Manager サービスデータを Directory Server インスタンスにロードします。
アクティブな Access Manager インスタンスが使用する Access Manager 設定ファイルを生成します。
Access Manager の Web アプリケーションデータを Web コンテナに配備します。
Access Manager の要件に合わせて、Web コンテナ設定をカスタマイズします。